2010年12月5日 「ラ・フランス」
みなさんは、山形県特産の果物をご存知でしょうか?
正解は・・・洋梨の「ラ・フランス」です。
今日は「山形県 天童市」「JAてんどう 果樹部会」
部会長の佐藤昭生(あきお)さんにお話を伺いします。
◎ はじめに山形県・天童市に関して教えてください。
山形市に隣接(北側)しており、人口は6万人ほどです。
全国的には「将棋の町」として有名。温泉地としても人気です。
◎ ラ・フランスは、秋から冬にかけての食べ物だそうですね。
収穫は10月中旬からはじまり、冷蔵庫で保存します。
12月一杯まで関東、関西、仙台を中心に出荷されます。
地元でラ・フランス農家は600戸ほどで、年間2500トン前後出荷しています。
◎ 最近は高級ブランド化されたラ・フランスもあるそうですね。
名前は「スーパーラフ」 と言って2L以上の大きさで、糖度は14度以上あります。
育てる園地もJAで登録制としています。そのため、全体の出荷量の数%しかありません。
ブランド化することにより、農家の意識も高まっています。
◎ 今年の出来はいかがでしょうか?
猛暑もあり、若干小ぶりではあるが十分な糖度がありおいしい!
12月いっぱいまでは、手に入ると思うのでぜひ一度、天童のラ・フランスを食べてみて下さい!
◎ もっと天童のラ・フランスを知ってもらおうと、販売促進にも力を入れているそうですが・・・。
関東・関西の市場や取引先を回ったり、週末になると各地で試食販売も積極的に行っています。
◎ おしまいに、佐藤さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。
国内産、特に地元のものを食べるように意識しています。
同じ農家として、安心して食べられるものを選んでいます。