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2010年8月22日  近江舞子いちご園

日本各地に多くの観光農園がありますが、ご紹介するのは、農家のお母さん方が
運営しています、「露地栽培」にこだわりました観光農園です。
(※露地栽培=ハウスではない)

滋賀県・大津市「近江舞子いちご園」代表の田中勝江さんにお話をお伺いします。

◎ はじめに「近江舞子いちご園」に関して教えてください。

今から28年前に始めた観光農園。地域の農家のお嫁さんを中心にはじまりました。
当初は6名ではじめたが、現在は20人近くで営業。イチゴや野菜の収穫体験だけでは
なく、最近ではジャムなどの加工品も販売しています。

◎ 農園は露地栽培にこだわってるそうですが・・・?
山から吹き込む強い風の影響で、ハウスが建てられません。春はいちご狩り、秋には
落花生やいも掘り体験ができます。露地栽培を行うことにより、お客さんに季節ごと
の野菜の旬を伝える事ができる効果があります。

◎ どんなお客さんが多いのでしょうか?

住所は滋賀県ではあるが、京都や大阪からも、車を使い30分ほどで来られるため
幼稚園児や小学生が遠足で、体験学習にやってきます。

◎ お子さんたちの反応はいかがでしょうか?

農園では、ただ収穫するだけではなく収穫後、田中さんがイチゴや野菜に関して話をします。
紙芝居などにしてわかりやすく説明するように心がけています。
元気いっぱいで、言うことをきかないがみんな熱心に話を聞いてくれます。

◎ 今後の予定を教えてください。

9月に入ると6月に植えた落花生やさつまいもの収穫体験がはじまります。
それが終わると、今度はイチゴの定植を行います。1年中、作業は続きます!。

◎ おしまいに、田中さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

自分たちが作った野菜など、生産者が分かる食べ物を食べることです。