2010年7月12日 これ、毒だと思います
今年も自然公園に「キノコ」が姿を現した。
勿論摘んで食べようなどの勇気はない。
キノコというと、季節はいつを思い浮かべるだろうか。
私は秋。
調べてみると、ほぼ1年中、様々なものがニョキッとするようだ。
キノコの種類は日本だけでも約4000~5000種類あるといわれ、
そのうち名前がついているのが2000種ほど。
枯れた樹木や枝、落ち葉、動物のフンや死骸などに菌糸をのばし、
その養分を吸収して成長。
そのとき、樹木や落ち葉を分解し、土に戻すので、
森のそうじ屋の役割を果たしている。
そのキノコ、植物なのか何なのか?
現代では生き物は大きく5つに分けられている。
動物界・植物界・菌界・原生生物界(アメーバなど)、そしてモネラ界(細菌など)
キノコは「菌界」に分類されている。
納豆の納豆菌、ヨーグルトの乳酸菌、しょう油のこうじ菌も、同じ菌の仲間。
言われてみればそうなのだが、森で見ると植物に思えて仕方がない。
カミナリが鳴るとキノコがよく生えるという言い伝えがあるが、
どうやら本当らしい。
硬い肉とマイタケを一緒にしておくと、肉が軟らかくなる気がする。
きのこは、
体内におけるカルシウム代謝に重要な役割を果たすビタミンDを多く含む
低カロリーでビタミンやミネラルが豊富なことから健康的なダイエット効果がある
食物繊維が豊富なことから便秘の予防に効果がある
きのこ類の多糖類(ベータ‐グルカン)は免疫の活性力を高め、ウィルスに対する抵抗力を示したり、
抗腫瘍効果(こうしゅようこうか)も期待できる
などの効用がある。
う~ん、調べれば素晴らしい食材。バター炒めが食べたい!
なのに毒キノコがあるなんて・・・
やはり怖くて自分では採って来られないなあ。
キノコに当てるだけで「毒」か「食べられる」を
判定できる装置はないものだろうか・・・。