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2010年4月4日  スイカの「べちょら漬け」

スイカと言えば、夏の風物詩ですがスイカの名産地山形では、「ある工夫」をして
一年中スイカを出荷しているそうです!

今日は「山形県・尾花沢市」「尾花沢農産加工場」の「工場長」榎本智昭さんに
お話をお伺いしまします。

◎はじめに尾花沢市に関して教えて下さい。

尾花沢市は、山形県の最北東に位置する町でします。
豪雪地帯でもあり、今年も○cmの雪が積もっていまします。
農業や畜産が盛んな土地で、夏スイカの生産量は日本一を誇っています!

◎スイカにある工夫をして1年中出荷しているそうですが・・・

実はスイカを「漬けもの」にして出荷しています!
スイカを栽培する際、何個かあるうち、一番状態のいいもの以外は小さいうちに、
間引いてしまいまします。
今までは、それを廃棄処分していたが、間引いたものを有効活用できないかと
いう事で、郷土料理の「べちょら漬け」を応用しました。

◎「べちょら漬け」とは、どのような漬け物なのでしょうか?

地元で「べちょら漬け」と言えば、なすのピリ辛漬けを指します。
スイカの場合は中身が赤くなる前に収穫。大きさはピンポン玉やミカンくらいのものを
切ったりせずに、そのまま使います。
それを塩漬けにし、漬ける際は、塩抜きしてから漬けこみます。

◎お客さんの反応はいかがでしょうか?

子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に支持されています。
みんなスイカの漬けものと聞いて、驚きます!
なすのべちょら漬けに比べて、歯ごたえがある!と好評です。
なすよりは、固いが、キュウリのようにパリパリはしていません。

◎スイカのべちょら漬けは、どちらで購入できますか?

市内のお土産品店やJA直売所、道の駅で購入できます。300g525円です。

◎おしまいに、榎本さんにとっての「よい食」とは何かを教えてください。

家は、農家をしています。自分たちの食べるものは、自分たちの手で!