2009年12月6日 海外品種のお米
小学校に田んぼを作って、お米作りをしているというお話しは
よく耳にしますが・・・。
今日ご紹介するのは、ちょっと珍しく「海外品種のお米」を栽培している
小学校のお話です。
千葉県 白井市 市立白井第一小学校の
大野義和校長先生にお話をお伺いします。
◎はじめに白井小学校に関して教えて下さい。
第1小学校は、全校生徒243名。
学校の教育目標は、「心豊かで、自らを学ぶ意欲のある子どもの育成」です。
◎小学校で海外品種のお米を育てているそうですね?
ネリカ米と言われる、西アフリカ地域で栽培されているお米を
5年生の児童が栽培しています。
ネリカ米は、日本のお米よりも収量が多く、栽培期間が短い
「奇跡の米」とも呼ばれているお米で、水稲ではなく、陸稲なんです。
◎なぜ西アフリカのお米を育てることに?
市内にNPO法人のブルキナファソ友好協会の
理事長さんがおり、その方のすすめもあり、6年ほど前から
取り組みを始めました。
ブルキナファソという国は、西アフリカにある国で、
国民の2割が慢性的な栄養不良状態にある、最貧国の一つです。
つまり、この取り組みには、ブルキナファソの現状を知ってもらいたい
という意味もあるんです。
◎収穫したお米は、どうするのでしょうか?
毎年収穫祭をブルキナファソの大使さんを
招いて行っています。
今回は、来年の1月に開催予定です。