2009年7月21日 月と地球と太陽と
22日はトカラ列島付近で皆既日食。宇宙飛行に憧れ、現実のものとした、毛利衛さんも、46年前にそれを見たからだという。
「皆既日食は見ないほうがいい!人生を狂わせることになるから」何処かのバーカウンターでの口説き文句風だが、あながち嘘でもないらしい。「壮大な天体現象。それに比べて俺の人生はなんてちっぽけなんだ・・・」日々の生活が馬鹿馬鹿しくなるのだという。今は裏山の花に心動かされる毎日。それはそれで幸せ。しかし、26年後、再び日本で見られるチャンスでは「今までじいちゃんの人生って何だったのだろう・・」と焼酎片手に呟いてみたいものだ。