2009年6月7日 和歌山県和歌山市 JAわかやま営農生活部営農指導課 田中敦幸さん
しょうがの栽培が盛んなのは栽培に最適な砂地の土壌があるからです。
しょうが農家はおよそ120戸。代々継いでいる家庭が多い。
収穫時期によって呼び方が違い、「新しょうが」と「囲いしょうが」がある。
新しょうがは、白っぽく植えてから180日以内。囲いしょうがは、植えてから
180日以上経ったもの。獲る時期&出荷する時期によって、名前が変わってくる。
収穫時期は、5月下旬から6月いっぱいまでです。
昨年は野菜の偽装問題などがあり、国産品の商品が見直されるきっかけになった。
そのおかげで、値段なども2割以上高く取引されるようになった。
最近では、高知、和歌山以外にも熊本などでも栽培され始めています。
しょうがの栽培は、露地ではなくハウス栽培で行っています。出荷する際の
ハウス内の気温は35度以上!真夏のような暑さの中、黙々と作業しています。
おすすめの食べ方は、新ショウガを甘酢漬けにして食べる。しょうがを薄く切り、
甘酢に漬けた浅漬け。夏場になると各家庭の冷蔵庫に必ずあるほど地元ではポピュラー
な料理です。
良い食とは「地産池消」地元のものを意識して購入する事。直売所が近くにあるので
よく利用している。 スーパーなどに行った時にも、地元のものを購入するように
心がけています。