2009年6月21日 三重県 多気郡・多気町県立相可高校 村林新吾先生 生徒代表 3年生 堀内文子さん
村林新吾先生:
三重県の公立高校で普通科・生産経済科・環境創造科・食物調理科の4つの学科をもつ
総合高校。各学科の特徴を生かしながらお互いの協調性を高め、明るく活気ある学校を
目指しています。
お店をはじめたきっかけは、平成14年五桂池ふるさと村「おばあちゃんの店
(農産物直営施設)」の食材を利用した、食物調理科生徒が運営する調理実習施設
としてオープンしました。店の名前は「まごの店」お店を運営しているのは、
1~3年生の食物調理科53名の生徒。学業が優先の高校生のため、営業日は、
土、日、祝日。お盆などの限定期間。将来調理師を目指す生徒が3つの班に別れて
働いています。
堀内文子さん:
主力メニューは3品各1200円
・花御膳:天ぷらや地元の鯛の煮付けなどが入っている
・松阪肉しぐれ茶漬け定食
・まごの店定食(とろろ芋 うどん定食)
メニューを考えるのは村林先生や3年生の生徒が中心です。
おすすめの食材は地元の特産品で、JAから仕入れているヤマトイモ。
ヤマトイモは、大和芋は粘り気が強く、焼いても揚げても、漬けても大変おいしいです。
また、店で出た野菜の生ゴミなどは契約している農家に渡し堆肥として利用。
そこから野菜を仕入れています。
お店をやってみて、時には厳しい指摘を受けることもあるが、自分たちが作ったもの
を食べてもらい「ありがとう!」と、言ってもらえるのは、うれしい。
授業も大事だが、それ以上のやりがいを感じる。店はオープンキッチンで、天ぷらを
揚げている姿などもお客さんから見えているので、手が抜けない。