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diary

2009年3月30日  準備万端

17年ぶりにラケットを握った。4月に中2となる愚息がテニスをかじっていて、近くにある公園で一緒にやろうと言われたのだ。正直やりたくなかった。ラケットは持っている。当時人気だった、プリンスプロというデカラケ。今では物置の片隅だ。何よりスクールに通った訳でなく、初心者である。運動不足もいいところだし。何度も押され、父親の威厳を保つため渋々シューズを履いた。ラケットは見つかるはずもなく、息子のモノを借りる。咲き始めた桜の側で入念に体をほぐす。息子が笑って見ている。ラケットを握る。明るい兆しを感じた。ラケットが思いの外軽い。バドミントンとは言わないがこれなら球は受けられる。

息子がサーブを打つ。ひえー!速い!そんなサービス受けたことない!だって、ちゃんとした試合などしたことないのだから。不幸中の幸いは、息子のコントロールが悪く、私の前にはボールがこないこと。すかさず声を掛けた。「おーい!今日はテニスコートじゃないし、サーブ調子悪いから、ラリーにしよう!」頷く息子。ああ、助かった。それから、暫くラリーを続けた。公園なので凹凸がある。バウンドに変化があり適度にボールが逸れて休みがとれる。30分続けた所で息子に電話。助かった。仕舞い際、息子が一言。「お父さん、凄く練習できた。またやってね!」「おう!」この言葉の続きは心で呟いた。「マイゴッド!」早くも脇腹に疲れを感じる。少し走るかなあ、こっそり。

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準備万端

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私はだあれ?

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もう一つの季節・・桃