2009年2月2日 理想と現実
温水洗浄便座を新しくした。替えた理由は2つある。1つは、それまで使っていた物が「キー!」という悲鳴をあげはじめたこと。もう1つは、節電・節水だ。10年前の機械は便座も肌に当たる水温も熱いくらいで水流もダイナミック。快適はうれしいのだが調節がしにくく、夜中誰も利用しないのに常夏状態。それが気になっていた。では「夜中ヒーターを切ればよい」と考える御同輩も多いだろう。そこなのだ!チャレンジは既にした。私の起床時間は午前四時半。この時期我が街八王子の気温は氷点下も珍しいことではない。想像してみて欲しい。寝呆け眼でトイレに腰を下ろす。そこが氷の冷たさだったら・・。確かに目は覚める。同時に身が縮み、命も縮むほどの強烈なショックが臀部から全身に走るのだ。腰を下ろした瞬間に30センチ体が浮く衝撃。次の朝からトイレにいくのが怖くなった。思えば小さい頃洋式トイレにヒーターなど無かった。肌に接する部分にタオル地のカバーをはめて冷たさを凌いでいた。それが今はむき出し。便利と不便は紙一重だ。
猫砂を買いにショッピングセンターに行った。ついでに家電コーナーをぶらついていると「セールコーナー」にあるではないか!節電タイプの洗浄機が。家にある会社のものではないが「年間約4000円以上電気代節約!(当社比較)」買う気にさせるキャッチ。値段は20000 円を切っていた。リモコンと脱臭機能も付いている。洗浄便座も日進月歩。半年前のシリーズがあっという間に旧式となり、場合によっては半額に。買う側とすればもっと下がってもいい。ただし設置は自分。プロに頼むと8000円近くかかる。「出来るかなあ・・」さらにポップを見る。「簡単に取り付けできます」うれしい言葉が私の背中をぐいぐい押している。係の男性に尋ねる。すると「水道に繋ぐ部品はすべて入っています。大丈夫ですよ!」うーん、思い切って買うとするか!箱は大きいが意外に軽かった。さあ!今日から我が家のトイレがエコになるぞー!家に戻りさっそく取り掛かった。古い機械を外し、10年間の汚れを拭い去った。25分で本体設置完了。係の男性が言った事は正かった!あとは水道の元栓を止めて分岐してあるホースをつなぐだけだ。ところが、ここから一時間額に汗することになろうとは・・・。続く。