2008年11月23日 東京都 世田谷区 せたがや農産物ブランド化 検討委員会 副委員長 田中 章治さん
「大蔵大根」という大根でルーツは江戸時代までさかのぼる。世田谷・大蔵原という土地でつくられはじめました。昭和40年代に青首大根が出回った際、一時期出荷量が激減してしまい、十数年前は、ごくわずかの農家しか栽培していませんでした。現在はこの大根を守っていこう!と行政とJAが協力して取り組んでいます。栽培している農家は、30件ほど。青首大根など、通常の大根に比べて葉っぱが大きく、根の部分が40~50センチほどで 直径は10センチ。首の部分から根の部分までほとんど同じ太さで、煮崩れしないのが大蔵ダイコンの最大の特徴。
独特の歯ごたえがあり甘みが強く、大根らしい味。これからの時期、煮物や鍋物におすすめです!葉っぱが大きいため、普通の大根に比べて間隔をあけなければいけない。また、葉っぱの部分の水はけが悪いため通常の大根よりも手がかかります。種をまいた9月頃雨の影響があったが、まずまずのでき。11月中旬頃から旬を迎える。世田谷区の二子玉川や砧、千歳烏山にあるJAの直売所。あとは各農家の軒先などで販売している。