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diary

2009年1月5日  初詣

大晦日、二年ぶりに近所の寺へ除夜の鐘を突きに行った。新年15分前から鐘の音が響きだす。すでに50人が鐘楼に列を作っている。中は2階建て。人が1人だけ上がれる梯子を上りまずは中2階へ。そこが踊り場になっている。更に梯子を上ると間口80センチ、高さ1メートルはある鐘が吊されている場所に着く。鎖でぶら下がっている鐘突き棒も其処にある。人がやっと1人立てるスペースがあるのみ。地上から踊り場までは、参拝客が数珠つなぎ。そこから鐘までは1人づつ上るのだ。鐘突きも僧侶の修行の1つだと言う。その理由が突いてみて初めてわかる。突く加減が難しいのだ。まず突くといっても、突き棒を引いてから鐘に当てる。その引きや押し出す強さで音色が変わる。まさに楽器なのだ。その音色に性格がでる。鐘突きで精神状態分析ができそうなくらいまちまちだ。老若男女、女の人だから優しい音かというと、そうとは限らない。ゴワーン!!と煩悩丸出しで回りを驚かせる音を立てたのが八千草薫似の女性だったり、ゴーン!といった住職顔負けの落ち着いた響きの人が悪役商会に登録しているような凄味のある30代の男性だったり。弱すぎても強すぎてもダメ。鐘を突くことにどんな思いを注ぐかが肝要なのだろう。かくいう私の音色は・・・けたたましくない中々のものだったと満足している。どんな事にも細心の思いで臨みたい!そんな2009年にしたいと考えている。今年も宜しくご一読の程を!

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初詣

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初日の出

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寿一!