2008年9月14日 神奈川県 伊勢原市 JAいせはら 菌生生産組合組合長 細野武雄さん
伊勢原市は、シイタケやシメジ、ナメコを年間56トンあまり生産する県内トップのきのこ産地。そして、きくらげもキノコの一種。JAいせはらでもヒラタケやしいたけを中心に栽培している。11戸の農家がきくらげ栽培に取り組んでいる。出荷時期は9月上旬から11月頃の数ヶ月間のみ
「菌床きのこ生産組合」は、シイタケ生産が減少する夏場に収穫できるキノコを導入しようと、全国的にも生産量の少ないキクラゲに着目した。2007年から本格的に栽培を開始した。今後は、神奈川県内トップのキノコ産地"伊勢原"の新たな特産物にと、関係者からも注目されている!きくらげ自体を栽培しているのは、全国でも数えるほど。従ってきくらげ栽培に関する資料が国内にない。
そこで神奈川県自然環境保全センターと協力して研究・栽培している昨年は市内の直売所で販売。生きくらげと言う事で珍しく、評判は良かった。今年は昨年よりも生産量が増える見込みなので、期待が寄せられている。
酢の物がおすすめ、こりこりとした食感がよく合う。まだまだ2年目の取り組みのため、組合のみんなと協力し特産品になるように栽培に力を入れていきたい!