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2008年9月7日 東京都「JA東京むさし」三鷹地区・青壮年部 石井辰男部長

三鷹地区で推し進めているのが「エコ野菜地域循環事業」。小学校や保育園の給食の際に出る野菜の切りくずなどの「給食残渣(ざんさ)」などから堆肥を作る。
その堆肥を利用し、野菜を栽培三鷹市のゴミ対策課と一緒にゴミ削減を狙い2002年から取り組みはスタート。全国的にみてもJAや企業が単独で行う事が多いが行政と協力して行っている地域は珍しい。
小学校2校、保育園1校が協力。回収した残さは堆肥化センターに集められ、1年間熟成させ、12月から翌年1月にかけて剪定チップと混ぜ、その後、農家に無料で配布。
学校給食で使用されるほか、小学校のリサイクルの授業で使用される。
学校給食の残り→堆肥→野菜作り→給食、その他にも、堆肥を使って米作りをする小学校もある。学校給食の食べ残しが少なくなった。リサイクルなどの授業が盛んに行われ学習にも結びつく。もっとたくさんの人に知ってもらおうと、作った野菜を「ブランド化」できないかと言うことで、現在会議を重ねている。近々パッケージやネーミングを一新し、発売予定です。