2008年7月6日 JA全中 広報課 課長 元広菜穂子さん
「みんなのよい食プロジェクト」とは、近年、日本の食料自給率の低下が問題になっている。最新のデータによると、39%と40%台を切ってしまった。その他、最近では中国産冷凍餃子、穀物の高騰などわたしたちの食生活を脅かすような事件&動きが強い。このような状況の中、JAでは国内農業への理解を訴える「やっぱり国産農畜産物推進運動―みんなのよい食プロジェクト」を立ち上げた。
みなさんに食べ物に関して、もっと興味を持ってもらうため、シンボルマークやリーフレットを作成し、各地でPRする予定。安全・安心な農畜産物を提供していくための生産者・JAの取り組み姿勢を明らかにするとともに、日本農業の現状と適正な生産コストの価格転嫁について、データ提供を通じて、国民自身の問題であることの理解促進を図る。最終的には、ピンクリボンのような感じでみんなに高い意識を持ってもらいたいと考えている。
地産地消の考えは、環境問題の取り組みにもつながるそう。地元のものを食べるという事は、輸送費のコストを抑えるだけではなく、CO2の削減にも一役買っている。このプロジェクトでは、食を通じて環境問題にも積極的に取り組んでいこうと考えている!
7月9日には、この「みんなのよい食プロジェクト」をみなさんに知ってもらおうと、有楽町にある東京国際フォーラムでリーフレットを配布する。今後は、都内だけではなく、全国でも展開予定。