2008年7月27日 東京都「協同乳業株式会社」 営業企画部 岸大成さん
協同乳業株式会社では東京ブランドの牛乳を作っている。東京ブランドの牛乳開発は、消費者からの「地域には酪農家が多いのに東京産の牛乳が売っていないのはなぜか?」という疑問からだった。そういう声があるのなら作ろう!と思い立ち、発売された牛乳がその名も「東京牛乳」。
都内の酪農家60戸余りで「東京牛乳」生産倶楽部を組織し、その中の50戸の農家が参加。八王子・青梅・あきる野・多摩地区の酪農家中心。毎日3000本ほどの牛乳を出荷している。
東京都内で酪農を営むに当たって、苦労する点は、十分な酪農地が確保できない・・・。地域住民の方から、臭いの苦情がある・・・など。その他、全体的に高齢化が進み、後継者の育成が課題となっている。
平成18年の9月からの発売だが、消費者の評価は好評。季節によって若干濃さの違いはあるが、やや乳脂肪分が多く、3.7%以上の生乳だけを厳選して製造。飲みごたえのある濃いめの味。
牛乳は、東京都内の多摩地区のスーパーを中心に発売している小売希望価格は1000ml 231円。