2008年7月13日 栃木県足利市 足利市役所 農業振興課 小山英夫室長
遊休地の活用をはじめたきっかけというと・・・。
足利市内では、農家の高齢化や減反政策などで遊休地が年々増加。昨年から取り組みを始めたもので、「アクティブシニアプラン」という生きがい対策の一環としてはじまった。
具体的には、希望者に20~60㎡の農園を3年契約で貸し出す。育てる農作物などは自由。料金は8000~15000円。市役所のホームページやリーフレットを作成し、希望者を募っている。
市民農園との違いは、市民農園は、ただ場所を提供するだけだが、この取り組みでは農家の方が、直接、農作物の栽培に関して指導をしてくれる。4戸の農家が協力してくれている。
60前後の夫婦で申し込む方が多い。指導する農家の人も60代以上の方のため同年代でコミュニケーションも取りやすい。生き甲斐の手助けになっている。
栽培しているものは、今の時期は、さやえんどうや大根を栽培。なかには素人の人もいるが、農家の方の協力もあり、順調に野菜栽培を行っている。
今後も積極的に取り組み、市内にある遊休地を有効活用していきたい。
希望者は、足利市役所のHPをご覧下さい。