2008年6月29日 千葉県山武市 JA山武郡市 豊岡支所スイカ部会 石田邦夫会長
千葉県・山武市は、2006年に4つの市町村が合併してできた市で、千葉県の東のはじに位置する。市内には九十九里浜があり、太平洋に面している。稲作はもちろん、野菜や果実の生産も盛ん。
スイカが特産で、その名も「豊岡ドラゴン」というスイカです。豊岡ドラゴンは、小玉スイカで、平成17年に商標登録した地元のブランド品。小玉スイカは、20年以上前から作っているが、豊岡の近くには、既にスイカの名産地である富里市がある。差別化しようと、インパクトのある名前を付けた。
このスイカは、枕型の小玉スイカで、通常のスイカよりも糖度が12~13度と高く、小さいながらも甘味が凝縮されている。
栽培するにあたって、苦労されているところは、豊岡ドラゴンは、花粉が少ないためハチなどによる受粉作業ができない。そのため、手作業でしなければいけない。手間がかかる。 実を大きくするために、ツルの剪定にも手間をかける。
見た目がかわいく、味がしっかりとしていて美味しいと好評!
豊岡ドラゴンは、巣鴨、豊島、世田谷区の青果市場に出荷している。今後、生産農家も増やし、もっとメジャー化したい。