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2008年4月6日 長野県飯山市 JA北信州 みゆきポーク 生産者 佐藤弘子さん

長野県飯山市は、飯山盆地を中心に、西に関田山脈・東に三国山脈が走る南北に長い地形。自然資源に恵まれた土地で、日本でも有数の豪雪地帯。農業も盛んだが、「飯山仏壇」という仏壇も有名。
生産されている豚肉は、名称を「みゆきポーク」。芋類、麦、穀類をベースに樹液を加えた飼料で育てるため、脂肪がさっぱりしていて、甘みがあり肉の臭みが少ない。平成元年から飼育がはじまった。肩ロースはしゃぶしゃぶ、ばら肉は、焼肉で食べるのがおすすめ。
我が家では30年ほど前から、養豚を行っている。現在1000頭のみゆきポークを育てている。弘子さんは親子で作業。みゆきポークを出荷しているのは、わずか5軒の農家。
年間5000頭の出荷のため、地元で消費される。また、佐藤さんは、地元の学校の給食委員会も務めており、学校給食でも使ってもらえるように働きかけている。
飼育するにあたって、気をつけている事は、弘子さんは豚の分娩、育成を主に担当。豚は一度の出産でおよそ12頭の子どもを産むので育てるのが大変。お産は、365日休みがない・・・。寒さの厳しい土地でもあるので、豚舎の温度管理が大事。
給食など、子どもたちも喜んで食べてくれている。出荷量が急激に増える事はないが、これからも美味しい豚肉を提供していきたい!