2008年 1月27日 都留市観光振興公社 田辺和代さん
都留市は、山梨県の東部に位置し周囲を山々に囲まれた自然豊かな街。リニアモーターカーの実験拠点基地があることでも有名。
雑穀を使った特産品づくり「どぶろく」をつくっています。市内の遊休農地では、いま古代米などの雑穀の生産が盛んに行われている。そこで目をつけたのが、「紫黒米」という、紫色の古代米。現在はどぶろく用に、品種改良をして、古代米を10アール分育てている。
なぜ「どぶろく」に加工しようと、当地は平成17年に山梨県初のどぶろく特区に指定され、それにともない、取り組みを開始。実は、どぶろくづくりは、全くの素人。農業試験場の協力もあり施設の職員が研修や作り方を勉強し、平成19年2月から本格的に販売を開始した。
どぶろく造りの難しさは、季節によって仕込み方を変えなければいけない。どぶろく作りは、2人で行っているので、大量生産ができない。
「和みの月」を販売しているのは、地元の温泉施設「芭蕉月待ちの湯」と体験交流施設の2箇所。1合(180CC)400円。古代米を使用したどぶろくは、薄いピンク色で
フルーティーな味がすると女性にも評判。