2007年12月9日 東京都東村山市の「東京花マット」事務局 角田憲一さん
東京花マットは、通常、花を育てるのはプランターを使ったりするが、東京花マットは、25センチ×25センチ×4センチのトレイで育て、その根をマット状にし出荷する。マット上の植木・・・。マットは、緑化材料として使われるように開発されたもの。花の入れ替えが簡単で、色々な花や色を楽しむことができる。また、置き方も平面置き、垂直置き、オーバーハング(せり出したような形)などに対応できる。マットの素材もエコ素材。半年から1年ほどで土に還る。このマットの研究には、製品化に向けて、取り組んだのは今から3年ほど前。東京都農林総合研究センターの研究成果を受けて開発。国内最大級の花イベント「ジャパンフラワーフェスティバルさいたま2007」の「フラワーディスプレイ部門」で金賞を受賞。今年の3月から、市場に出回り始めた。現在は、「東京花マット事務局」を設立し、17人で活動中。値段は、1枚1200円。
この花マットを販売される上で、苦労されている事は、イベントなどで使用する場合は花を咲かせた状態で、出荷しなければいけないので、花を咲かせるタイミングが難しい。
みなさんからの反応は、銀座の数寄屋橋にあるソニービルのイベントやさいたまスーパーアリーナの屋上などで使用され、評判は上々。「屋上緑化」を目的に開発されたがまだまだ認知されていないので、今後もPRしていきたい。
これからの季節は、クリスマスに向けて、ポインセチア。なでしこやビオラパンジーなどもおすすめ!