2007年11月14日 自然の衣替え
立冬を迎え、暦の上では冬になった。
朝晩は白い息が出るものの、日中は20度近い気温で、とびきり暑かった夏を引きずっているようだ。各地の紅葉も遅れ気味。メリハリのきいた寒さにならないと鮮やかな紅葉にはならないという。
美しい紅葉の条件は3つある。
まず、夏にたっぷりの水分を吸収する。次に、秋にたっぷりの日光を浴びること。そして、秋に寒暖の差が大きいこと。水分が少なければ紅葉前に枯れてしまう。天気が良いほど、光合成が活発になり紅葉のエネルギーとなる糖分が蓄えられる。そして、夜冷えるほど、日中蓄えられたエネルギーを使わなくて済む。
比較的綺麗な紅葉を見たい方は、水辺の近くや山の奥が良いという。週末に裏山に行ってみたが、色づきは今ひとつだった。それでも色を変えた葉を見ると、季節の移り変わりや自然からのプレゼントに感動する。2007年もあと1ヶ月半である。