ちょっと足をのばして 【2014年11月29日】
■YBS 山梨放送から
『昭和町役場 ミニ水族館』
山梨県中巨摩郡昭和町の役場では、
地域の方とのふれあいを大切に、
そしてもっと増やしていこうということで、
新たな試みが11月10日から始まりました。
それは「ミニ水族館」です。
水槽ではメダカやドジョウ、カニ、エビ、タニシ等
10種50匹の生き物が育てられています。
これは、職員の皆さんが
今年の夏に水辺の調査に行った際、
メダカやドジョウをみつけ、
昔より数は少なくなってしまいましたが、
今でもこの地域に
元気に生息している生き物がいることを
知ってもらいたい。
そして、山梨の地域の川が綺麗で、
これからもこの豊かな自然環境を
皆で守っていこう思いも込められています。
職員の方が餌やりをしながら、
「可愛くてしょうがない。
飼育は参考書を見ながら
手探りのところもあるが、
今後もずっと続けていきたい。
役場には用がない限り
なかなか足を運んでもらえないが、
このミニ水族館をきっかけに気軽に来て頂き、
地域の憩いの場になれば」
と、おっしゃっていました。
「ミニ水族館」を見学できる時間帯は
昭和町役場の開庁時間と同じ
平日8:30~17:15。
小さな水族館から大きな輪が広がるといいですね。
(山梨放送 スコーパーキャスター 原 厚美)
■BSN 新潟放送から
『菊まつり』
今年も弥彦村で
菊まつりが開催されました。
こちらのお祭りは、
他県で開催されている菊人形展とは異なり、
愛好家の方が1年間
丹誠込め育て上げた菊花を出店し、
審査する菊花大博覧会です。
愛好家の方にお話を聞いてみると、審査当日、
最高の状態で持ち込めるよう、
冷たい風に当てたり、
ストーブで暖めた部屋に入れたり、
また車で搬入する時も、
枝や花が傷つかないようにと、
それはそれは細心の注意をはらうそうです。
そうですよね。。。
菊祭りの為に、
これまで1年間頑張ってきた訳ですから。
数にして4千鉢。
全国随一の規模です。
参道は、秋の色に染まり、とても豪華でした。
今年の大風景花壇は「富士山」
こちらには、
3万本の菊が使用されているそうですよ。
今年の菊祭りは3連休で終了してしまいましたが。
新潟県人!
菊を食べるのも好きです。
(おひたし、酢の物など)
こちらは「かきのもと」という
食用菊の品種ですが。
12月の中旬まで出荷が続きます。
八百屋さんに紫色の菊の花が並んでいたら
それは新潟の菊の花かもしれません。
一度、試してみて下さいね。
(BSNラジオ 『大杉りさのRcafe』
パーソナリティー 大杉りさ)
■SBC 信越放送から
『和紙、無形文化遺産に! 』
11月22日。
長野県北部を震源とする
大きな地震がありました。
我が家も大きな揺れを感じましたが、
被害なしで無事でした。
ただ、大きな被害が出た地域もあり
これから本格的な冬になる前に
復旧の作業が進むように願います。
日本の和紙・手漉き和紙技術の
ユネスコ 無形文化遺産登録が決定しましたね。
長野県にも、長野県奥信濃を代表する和紙
「内山和紙」があります。
内山紙は、江戸時代に
この木島平村内山地区から生まれました。
奥信濃には紙の原料となる
楮(こうぞ)が自生していて
比較的手に入りやすく
さらに!
水が豊富であったことから、
広く広まったと考えられています。
それに加え、豪雪地帯で知られる奥信濃では、
農家の冬場の副業として
適していたことも挙げられます。
そんな内山和紙の手漉き体験ができる施設が!
木島平村内山にあります。
「内山手すき和紙体験の家」です。
古民家を利用した何とも風情のある建物です。
こちらでは、
和紙の手作りの一端を体験することができます。
体験スペースでは、
はがき・色紙・うちわなどの制作が体験でき
様々な手漉き紙を通じて
手作りのあたたかさと創作の喜びを
味わうことができます。
冬季の手漉き体験には、予約が必要です。
(SBCラジオ パーソナリティー 竹井純子)