ちょっと足をのばして 【2014年5月10日】
■SBC 信越放送から
『畑で育つわさび』
長野県を代表する食べ物と言えば！
そばを挙げる方多いと思いますが、
そばに欠かせないもの。
薬味にわさびは外せません。
そんなわさびで有名な長野県安曇野。
豊富なきれいな水の中で
すくすくと育つものですが、
長野県長野市の山中。
それも畑で育つわさびがあるのはご存じですか？
西山地区と言われる
山間地・急な斜面をうまく利用して育てられる
「陸（おか）わさび」
水の中で育つ沢わさびと同じ苗を使い、
日影になる急斜面で土に植えられ育ちます。
元々は沢つたいに自生していたそうですが、
夏でもあまり気温が上がらない林の中に畑を作り、
日差しを遮り最小限の水分でつくることにより、
大きさはやや小ぶりにはなりますが、
辛味と香りが良いわさびとなります。
森林が多く、
果樹や田んぼが少ない山間地に住む方々の
知恵から生まれたわさびなのです。
戦後から多く作られてきた「陸わさび」
最近では生産者のかたの高齢化が進み
年々、生産量も減少傾向にあります。
長野県内に住む私達もなかなか食せない
貴重なわさびです。
ＧＷまでは、花の咲く直前の茎を出荷。
初夏にかけて根の部分の出荷となります。
地元の道の駅に
運が良ければ並ぶことがありますが、
首都圏の料亭などに
ほとんどが提供されてしまいます。
風味豊かな「陸わさび」お目にかかったら！
是非食べてみてください。
本当におすすめです。
（SBCラジオ パーソナリティー 竹井純子）
■YBS 山梨放送から
『こどもの頃の気持ちを思い出す日』
こんにちは。
新年度も始まり
あっという間に５月になりました。
暖かい日が続いて、
なんだか毎日わくわくした気分になります。
そんな気持ちで先日５月５日に、
山梨県中央市にある
中央市豊富郷土資料館へ行って来ました！
こどもの日ということで、
一昔前のこどもたちの遊びを
体験してきました。
竹で作った弓矢で的当てをしたり、
竹で作った輪ゴム鉄砲、磁石の魚釣り、
竹とんぼなど、
今ではなかなかやらなくなってしまった
手作りおもちゃに触れることができました。
これらのおもちゃは、全部館長さんの手作りなんですよ。
ここには、古いものでは縄文時代のものから、
おもちゃだけではなく
古き良き生活道具も展示してあります。
昔の人の知恵ってすごいなあと
つくづく感心させられました。
そして、この郷土資料館のお隣にある
「おっぱい公園」で有名なシルクの里公園では、
その名の由来である
繭の形（おっぱいの形？）をした人気遊具
“ふわふわドーム”というものがあります。
▲（拡大表示します）
この遊具、実は先日しぼんでしまうという
悲しい出来事がありました。。
ですが、私が訪れたときは復活していましたよ！
楽しくてついついこどもたちと一緒に
ピョンピョン遊んでしまいました。
童心にかえるにはぴったりの場所ですので、
みなさんもぜひ、
お近くに来た際には立ち寄ってみてください。
■中央市豊富郷土資料館／シルクの里公園
■住所：山梨県中央市大鳥居1619-1
■交通：中央自動車道甲府南ＩＣから車で10分
■交通：ＪＲ身延線「東花輪駅」からタクシーで約10分
（山梨放送 スコーパーキャスター 大澤真依）
■BSN 新潟放送から
『チューリップ畑』
新潟県はお隣の富山県と並んで
日本を代表するチューリップの産地です。
ＧＷ期間中は、あちらコチラで赤白黄の
チューリップ畑を目にする事ができました。
過去形でお伝えしたのには訳があり、、、。
まだまだチューリップの花は見頃の時期なのですが。
新潟県の場合、チューリップの切り花ではなく
球根を栽培する生産農家が多く。
球根の生育の為に、
まさに花盛りの頃に、花を摘んでしまうのです。
これは、球根に栄養を与える為で。
綺麗なお花を！もったいない！
と思われる方も多いと思いますが
球根を大きく育てる為に大切な作業となります。
ＧＷ中は、新潟県内各地で
チューリップ畑を公開するお祭りが開かれたり
花摘み体験や、チューリップ畑での結婚式、
摘み取った花で大きな花絵を作成する
プロジェクトなども行われました。
ＧＷも終わり、今週は各地の畑で
花の摘み取り作業が行われています。
これから土の中でたっぷりと栄養を蓄え、丸
々と太っていく球根。
６月末頃には収穫作業が始まります。
子供の頃、学校のプランターで育てた
チューリップの球根は
新潟出身だったかもしれませんね！
（BSNラジオ 『大杉りさのRcafe』
パーソナリティー 大杉りさ）
