4月12日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:服部幸應さんの回◆
私の家は母親がしつけに厳しくて、
持った箸をパチっと叩かれて、
痛い目に遭いながらテーブルマナーや
箸の持ち方を身につけたものです。
近くに岩国基地があって、
外国人の子どもの家によく遊びに行ったんですが
外国人も相当、食事のマナーが厳しくて、
子どもの手をパーンと叩いていましたので、
叩くことがいいとか悪いとかではなくて、
食事に対するマナーというのは
すごく厳しいですね。
日本以上かもしれません。
テーブルの上で子どもの教育をするというのは
非常にわかりやすいですね。
考えてみたら、動物をしつけるときに
“言うことを聞いたらエサを与える”
ということをやるのが
一番効果がありますので、
食事の時にマナーに反することをしたら
「食べさせないよ!」とすると、
早く覚えるんじゃないかという気がします。
きょうは、食事の時のマナーは
子供の教育に本当にいいな、ということ
服部先生から教えていただきました。