1月25日 姜 尚中さんの名言
■姜 尚中さんの好きな言葉
『誠実な放蕩息子』
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弘兼 「“誠実な”と“放蕩息子”と
ギャップがすごいですよね」
『放蕩息子』というのは、
漱石だったら
『高等遊民』(こうとうゆうみん)と
言うかもしれません。
なかなか“食えない人間”っていうんでしょうか。
つまり、すぐに染まらない、
なかなか言うことを聞かない――。
でも、それを“誠実”に実行している。
真面目であるということですね。
ただただチャランポランではなくて、
誠実に『自分はこう生きたい』
という道を探して
人々の意見をたくさん聞いているけれども、
そう簡単には染まらない――。
そういう意味を込めて
若い人に言いたいんですけれど。