ちょっと足をのばして 【2013年8月31日】
■YBS 山梨放送から
『幸福を呼ぶ人形』
山梨県北杜市須玉町に
東漸寺(とうぜんじ)というお寺があります。
612年、聖徳太子が薬師如来を本尊とし
創建したのがはじまりといわれる
歴史あるこのお寺には
『幸福を呼ぶ』といわれる人形があります。
今から25年ほど前、
現在のご住職の父である先代が
東京の親戚から預かったという
30センチほどの木目込み人形。
この人形、不思議なことに
肩までの髪の毛が知らず知らずのうちに
腰まで伸びているそうです。
そして、もっと不思議なことに
髪の毛が伸びるたびに、
このお寺に幸せなことが起こっているようです。
たとえば、先代が
夢だった座禅会、写経会が開けたり、
ご本尊様や屋根の修繕が出来たり・・・
見学は自由にさせていただけるそうです。
幸福を呼ぶ人形に
会いに行ってみてはいかがでしょうか?
■東漸寺
■住所:山梨県北杜市須玉町若神子2108
■最寄駅:JR中央本線「日野春駅」
(山梨放送 スコーパーキャスター 加藤明子)
■BSN 新潟放送から
『佐渡の海を楽しむ海洋透視船』
一雨ごとに涼しくなり、
秋の気配が感じられる新潟です。
今年の夏、海は満喫できましたか?
梅雨明けが遅かった新潟。
あっという間に夏が通り過ぎて行った感じです。
海にはクラゲの姿も。
でも、まだまだ夏をあきらめないで!
美しい新潟の海、魚達と仲良くなれるスポット!
それが!
佐渡、尖閣湾の海洋透視船「シャーク号」。
沖縄の国際海洋博覧会で発表された
海洋透視船をモデルに作られた「シャーク号」
このレトロな佇まいも、
マニアにはたまらない所です。
海洋透視船?
船の中はこのような感じです。
床がガラス張りになっていて、
海底の様子がのぞけるのです。
私が乗船した日は、クロダイがスイスイ!
子供達は「魚~!」と大はしゃぎ。
大人達からは「うまそう!」「釣りたい!」など、
現実的な言葉が。
海底の美しさももちろんですが。
クルーズ中の景色も最高です。
尖閣湾という名前は
世界的に有名な
北欧ノルウェイのハルダンゲル峡湾の
ゴシック風景観に勝るとも劣らないところから
命名されたそうです。
ちょっぴりわかりにくい???
学生の時に習った、あの!
北欧のフィヨルド地形に似ていると
捉えてください。
尖閣湾は
映画『君の名は』のロケ地としても有名なんですよ。
海水浴はオフジーズンとなりますが、
佐渡を訪れた際は
海の美しさが楽しめる「シャーク号」
お勧めです!
(BSNラジオ 『大杉りさのRcafe』
パーソナリティー 大杉りさ)
■SBC 信越放送から
『自宅にはお風呂がありません』
タイトルに、え?って思われた方。
本当のお話しです。
長野県下高井郡山ノ内町湯田中地区のお話。
湯田中地区と言えば!
地名の中に湯の文字があることからも
わかるように、温泉街です。
温泉街の湯田中地区のお宅には
お風呂がない家がほとんどなのです。
これは!
外湯文化が根強くのこっているから。
湯田中地区内の組(町内会)ごとに
共同浴場をもっています。
組費の中に温泉管理費が含まれ、
組内の方は自宅のお風呂でなく
外湯に毎日入りにいきます。
お掃除などの管理も組員で行います。
湯田中地区で最も古い外湯は、大湯。
今から1500年前
奈良時代に発見されました。
つまり、
ここから湯田中温泉の歴史が始まりました。
湯田中地区の外湯は原則
組内の方しか入る事が出来ません。
ただ、温泉内のホテル・旅館に宿泊するかたは、
特典として、鍵を借りることができます。
今回、特別に中を見せていただきました。
熱湯(47度)・ぬる湯(43度)の
二つの浴槽。
洗い場にシャワーはありません。
脱衣所も浴槽のすぐお隣。
今なおしっかりと外湯文化が残る
湯田中地区。
なくならないのには、
地域のみなさんのコミュニケーションの
大切な場所になっているからなのです。
(SBCラジオ リポーター 竹井純子)