6月15日 映画音楽ベスト10 ~ ゲスト:襟川クロさん
◆テーマ
『これがニュースタンダード!
映画音楽 ベスト10
With 襟川クロさん 』
“ニュースタンダード”映画音楽特集
大好評 第4弾にして 総決算!
この日は、1980年以降の洋画から
リスナーリクエストによる
映画音楽ベスト10を決定!
ランキング形式で2時間まるまる、映画史に輝く
名作・傑作のシネマミュージックをお楽しみいただきました。
(画像をクリックすると捌画像を拡大表示します)
今回もゲストは映画パーソナリティー・襟川クロさん。
各作品・監督・俳優のエピソードのほか、
6月7月公開予定のオススメ映画を
ご紹介いただきました。
■ニュースタンダード映画音楽ベスト10
◆10位 『プリティ・ウーマン』(1990年公開)
おお、プリティ・ウーマン
ジュリア・ロバーツが一気に注目を浴びた作品。
その後、ギャラも一気に上昇。
襟川 「『バレンタインデー』という映画で6分で3億円!」
◆ 9位 『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年公開)
ニュー・シネマ・パラダイス
「シネスイッチ銀座」で40週のロングラン上映。
襟川 「DVDが何枚(何種類)も出てて、
毎回買いたくなっちゃうんです、ファンは」
◆ 8位 『フットルース』(1984年公開)
フットルース
一度ソロで失敗していたケニー・ロギンスは
この作品で人気に火がつき、
レコードは日本で100万枚、
世界で800万枚売り上げた。
襟川 「ハーバート・ロス監督は元々
ミュージカルの振付師出身なので
音楽へのこだわりは普通じゃないんです」
◆ 7位 『フラッシュ・ダンス』(1983年公開)
フラッシュ・ダンス
ヒロイン役のジェニファー・ビールスは
イェール大学の学生時代に出演。
襟川 「頭もよければ、映画もいける。
自分の人生設計がしっかりしている人です」
◆ 6位 『愛と青春の旅だち』(1982年公開)
愛と青春の旅だち
主題歌は「アカデミー歌曲賞」を受賞。
主演のリチャード・ギア(ギア様)は
黒澤明監督の『八月の狂詩曲(ラプソディー)』(1991年)に
低額のギャラで出演。
撮影のためにつくられた念仏堂を、
アメリカの別荘へと移築した。
襟川 「『アメリカン・ジゴロ』の頃から愛し続けて、
相当な時間が経ちましたが、
お変りになってない」
◆ 5位 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985年公開)
パワー・オブ・ラヴ
タイムマシンの車「デロリアン」の
ナンバープレートは・・・バーコードだった。
その後のSF映画・未来を描いた作品で登場する
車のデザインに影響を与えた。
襟川 「名作中の名作ですから、5位・・・
よろしいんじゃないですか♪」
◆ 4位 『トップガン』(1986年公開)
愛は吐息のように
ビデオ(VHS)リリース当時、
ミュージッククリップも収録し低価格で発売。
記録的セールスを上げた。
襟川 「音楽のビデオを観ながら、
映画も観ながら・・・二重三重に楽しめた
――という、新しい形を作りました」
◆ 3位 『ボディガード』(1992年公開)
オールウェイズ・ラヴ・ユー
襟川 「シーンと重なって、想いが届く・・・
3位以内には入ると思ってた」
ホイットニー・ヒューストンの出演を実現させるため
スケジュールが空くまで1年半待って制作された。
『オールウェイズ・ラヴ・ユー』は
映画公開前に発売され1位を獲得。
曲のヒットと合わせて映画も大ヒット。
襟川 「ホイットニー・ヒューストンありきの企画ですよね」
唐橋 「待ったかいがありましたね」
◆ 2位 『トップガン』(1986年公開)
デンジャーゾーン
米ソが冷戦状態の当時、
ソ連製の戦闘機は調達できないため、
「MiG-21」に似せた「MiG-28」を作り
敵機として登場させた。
襟川 「大きいスクリーンで観れば観るほど
トップガンの・・・、
あのトム・クルーズの雰囲気になれる」
弘兼 「僕も大好きで、
“あんなになってるんだ、中は”って・・・」
◆ 1位 『タイタニック』(1997年公開)
マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
制作が遅れ、公開は当初予定の8月から
12月に延期(日米とも)。
11月1日、東京国際映画祭 オープニング作品
(特別招待作品)として上映されたが
日本語吹き替え版が完成したのは当日朝だった。
襟川 「まだ映画が
完璧に出来上がったわけじゃないけど、
徹夜で作業して、上映して
大成功だった――と」
この日は、11時30分でリクエストの受付を締め切り
以降は「1位」の曲の予想を
メール・FAXでご応募いただきました。
襟川クロさんも予想した通り
『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』が1位を獲得★
リクエストでも、1位予想の投票でも最多得票を集め
半年間4度にわたり開催した1980年以降の洋画
“ニュースタンダード”映画音楽特集の
総決算にふさわしい、堂々1位に輝きました!
■襟川クロさんのオススメ映画
襟川クロさんに6~7月公開作品の中から
オススメの映画を紹介していただきました。
■『アンコール!!』(2013年6月28日公開)
■監督:ポール・アンドリュー・ウィリアムズ
■出演:テレンス・スタンプ、バネッサ・レッドグレーブ
イギリスの名優テレンス・スタンプ(72歳役)と
バネッサ・レッドグレーブが熟年夫婦を演じる。
病弱だが陽気な妻は、シニアの合唱団で歌うことが楽しみ。
しかしガンが再発し、代わりに夫が練習に参加するが・・・
襟川 「彼女(妻)の命の灯がだんだん消えていく――
すごく素敵な…、
『アンコール!!』がどういう意味なのか、
特にシニアの生活を送っていらっしゃる
カップルにはオススメの1本です」
映画『アンコール!!』公式サイトはこちら
■『31年目の夫婦げんか』(2013年7月26日公開)
■監督:デビッド・フランケル
■出演:メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ
メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズが
結婚31年目の夫婦を演じる。
失われた情熱を取り戻す奮闘を描いたコメディドラマ。
トミー・リーは奥さんの気持ちがわからず
セラピスト(スティーブ・カレル)に相談するが・・・
襟川 「弘兼さんならどうするんだろう?
“トミー・リー=弘兼さん”というのが
頭に浮かびながら観てましたよ。
きっと(観て)“ズシーン”とくる
旦那様がたくさんいると思います」
弘兼 「男は奥さんと一緒に行くと
プレッシャーが凄いと思います」
映画『31年目の夫婦げんか』公式サイトはこちら
■過去の ニュースタンダード映画音楽特集
■2012年12月15日「映画音楽特集 第1弾」
■2012年12月15日 「襟川クロさんの好きな言葉」(イラスト付き)
■2013年02月23日「映画音楽特集 第2弾」
■2013年02月23日 「襟川クロさんのアカデミー賞予想」(イラスト付き)
■2013年04月20日「映画音楽特集 第3弾」
■2013年04月20日 「襟川クロさんの好きな言葉」(イラスト付き)
■お送りした曲目
◆ヒート・イズ・オン / グレン・フライ
『ビバリーヒルズ・コップ』より
◆スタンド・バイ・ミー / ベン・E・キング
『スタンド・バイ・ミー』より
◆20世紀フォックス・ファンファーレ
◆アンチェインド・メロディ / ライチャス・ブラザーズ
『ゴースト ニューヨークの幻』より
◆セント・エルモス・ファイアー / ジョン・パー
『セント・エルモス・ファイアー』より
◆ユニバーサル・スタジオ・テーマソング
◆おお、プリティ・ウーマン / ロイ・オービソン (10位)
『プリティ・ウーマン』より
◆ニュー・シネマ・パラダイス (9位)
『ニュー・シネマ・パラダイス』より
◆フットルース / ケニー・ロギンス (8位)
『フットルース』より
◆フラッシュ・ダンス / アイリーン・キャラ (7位)
『フラッシュ・ダンス』より
◆コロンビア映画(イントロ)
◆愛と青春の旅だち / ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ (6位)
『愛と青春の旅だち』より
◆パワー・オブ・ラヴ / ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース (5位)
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』より
◆愛は吐息のように / ベルリン (4位)
『トップガン』より
◆オールウェイズ・ラヴ・ユー / ホイットニー・ヒューストン (3位)
『ボディガード』より
◆デンジャーゾーン / ケニー・ロギンス (2位)
『トップガン』より
◆マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン / セリーヌ・ディオン (1位)
『タイタニック』より
◇過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら