ちょっと足をのばして 【2013年7月27日】
■SBC 信越放送から
『チョウゲンボウ』
長野県中野市の十三崖には、
ハヤブサ目ハヤブサ科に属する
チョウゲンボウが集団繁殖しています。
「国の天然記念物」に指定されて
地元のみなさんで大切に見守っています。
崖に集団で
まるでアパートに住むかのように暮らすこと自体
大変珍しいことで
この十三崖に住むチョウゲンボウに興味を持ち
学生時代から研究を始めた
本村 健(もとむら・けん)さんに
先日お会いしました。
本村さんは、中野市立博物館の
学芸員のお仕事をされています。
そんな本村さんのもとに!
長野県千曲市と小布施町で保護された
チョウゲンボウがやってきました。
二羽ともに、ヒナの頃親鳥からはぐれ
偶然にも保護されました。
メスの「ゆめ」3才と
オスの・・まだ名前がありません・・2才です。
毎日、餌をくれる本村さんを
本当の親だと思っている二羽は、
本村さんが近くにきた時だけ
「キイキイキイ」と鳴きます。
目がクリっとしていて体の大きさも20センチほど。
とてもかわいいので!
思わず近づきたくなりますが、そこは肉食系。
危険です。
話しかけると首を前後に動かす姿――
「うなずいているのか?」と喜んでいると
本村さんからの一言。
「竹井さんまでの距離を測ってますよ」
やっぱり肉食系。
中野市立博物館玄関前に小屋があり
訪れる皆さん見ることができます。
中野市立博物館には大きなプラネタリウムもあります。
夏休みに入ったお子さんを連れて
遊びにいくのもおすすめです。
(SBCラジオ リポーター 竹井純子)
■YBS 山梨放送から
『暑~い甲州市でブルーベリー?』
この暑い季節、
八ヶ岳の麓「北杜市」や
富士山の麓「富士河口湖町」などの避暑地では、
ブルーベリー狩りが賑わっています。
そんな中、ここ最近
全国1位の気温を何度も記録し、
全国的にも暑い市として有名になった
甲州市で、なんと!
避暑地で楽しむはずのブルーベリー狩りが
できる場所を見つけました。
甲州市はブドウ園や桃園などが有名な場所です。
避暑地で育つはずのブルーベリーが
暑い甲州市で?と思い伺ってきました。
こちらのブルーベリーは暑さを利用して育てる
珍しい品種を集めた、
甲州市ただ一つのブルーベリー園。
15品種。
本数にして400本を育てているそうです。
どれを食べても初めて出会うブルーベリーの味。
中でも私のお気に入りの品種はミンティ。
なんとハーブの味がするブルーベリーです。
全ての木を、
土ではなく水耕栽培で育てていることもあり、
とてもみずみずしく甘さもバッチリです。
暑い山梨で、珍しいブルーベリーを
是非一度ご賞味ください。
■齊藤農園
■開園期間:8月中旬頃まで
■入園料:40分食べ放題 中学生以上1000円
※100gパックにお客様ご自身で摘み取った
お持ち帰りブルーベリー含む
■住所:山梨県甲州市塩山牛奥3657
(山梨放送 スコーパーキャスター 角田郁帆)
■BSN 新潟放送から
『
新潟県阿賀野市の瓢湖。
白鳥の飛来地として有名な湖ですが
この季節は「ハスの花」が見頃を迎えています。
ハスが湖面を埋め尽くすように葉を広げ。
天国には行った事がありませんが。。
極楽浄土の世界があるのならば、
こんな穏やかな景色が広がっているのでは?
と想像させるような静かな時が流れます。
ピンク色の清楚な花。
そして、大きく広がる葉っぱの上を
生きているかのように転がる雨の粒たち。
ハスの花は朝に咲き夕方に閉じ。
3日ほどすると散ってしまうそうです。
そう教えていただくと、
また一つ一つの花が愛しく感じるものですね。
瓢湖は日本で初めて、野生の白鳥たちの
餌付けに成功した湖でもあります。
今年も、怪我をしたりして
シベリアに戻ることができなかった白鳥達が
のんびりと過ごしていました。
ハスに圧倒されて、遊歩道を歩いてましたけど(笑)
ハスの花はお盆過ぎまで楽しむことができるそうです。
夏の朝はちょっと早起きして、いかがですか?
(BSNラジオ 『大杉りさのRcafe』
パーソナリティー 大杉りさ)