12月15日 映画音楽ニュースタンダード特集! ゲスト:襟川クロさん
◆テーマ
『これがニュースタンダード!
映画音楽大特集!!
With 襟川クロ 』
スペシャルウィークのこの日は
ゲストに映画パーソナリティーの襟川クロさんをお迎えして
映画に詳しい弘兼憲史さんと一緒に
“1980年代以降の洋画”をフィーチャーした
映画音楽特集をお送りしました。
(画像をクリックすると拡大します)
番組独自に「部門」を設け、
リスナーの皆さんからお寄せいただいた
た く さ ん の リ ク エ ス ト にお応えしながらの2時間。
テーマ曲をおかけした作品については
襟川クロさんがワンポイント情報や
裏話などをご紹介くださり
音楽と解説で、より深く作品の世界を
お楽しみいただくことができたのではないでしょうか。
また、襟川クロさんには旧作・新作の
お薦め映画もご紹介いただきましたので、
ぜひチェックしてみてください!
■『スタンド・バイ・ミー』で幕開け!
オープニングナンバーは『スタンド・バイ・ミー』
(1986年/1987年日本公開/ロブ・ライナー監督)
原作者のスティーヴン・キングの少年時代を描いた
短編「THE BODY」を映画化。
主題歌に使用されたべン・E・キングの曲名が
そのまま映画タイトルになりました。
■ラブロマンス部門
ラブロマンス部門でおかけした曲
●『ボディガード』より
「オールウェイズ・ラヴ・ユー」(ホイットニー・ヒューストン)
●『プリティ・ウーマン』より
「おお、プリティ・ウーマン」(ロイ・オービソン)
●『ゴースト ニューヨークの幻』より
アンチェインド・メロディ(ライチャス・ブラザーズ)
●『ユー・ガット・メール』より
エニワン・アット・オール(キャロル・キング)
●『タイタニック』より ≪最多リクエスト≫
マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(セリーヌ・ディオン)
襟川 「『ヒットするわけない』と言われてたら
セリーヌ・ディオンの歌をはじめ
ディカプリオの存在もそうだし、
若者のハートをグッと掴んだ…」
主演のレオナルド・ディカプリオの出世作としてもおなじみ。
そのハンサムなルックスが評判となり、
演技力については高く評価されない傾向がありましたが・・・
襟川 「子供の頃から実はうまいんですよ!
『ギルバート・グレイブ』の芝居をご覧あれ!
俳優さんって、顔じゃないんですよ」
弘兼 「顔で損する場合もあるんですね」
石川 「良過ぎて損をする、と」
襟川 「老けた時に使い道なくなるんです。
・・・大きなお世話ですいません」
■思わず泣いてしまった映画部門
思わず泣いてしまった映画部門でおかけした曲
●『ライフ・イズ・ビューティフル』より
ライフ・イズ・ビューティフル(ニコラ・ピオヴァーニ)
●『ニュー・シネマ・パラダイス』より ≪最多リクエスト≫
愛のテーマ(エンニオ・モリコーネ)
●『私の頭の中の消しゴム』より
美しい事実(プファル)
●『戦場のピアニスト』より
夜想曲第20番 嬰ハ短調「遺作」(ショパン作曲)
●『レオン』より
シェイプ・オブ・マイ・ハート(スティング)
リュック・ベッソン監督のハリウッド進出第1弾『レオン』。
襟川クロさんが 「さすがにセンスがいいです」と絶賛する
ベッソン監督の“泣かせる”演出について
話が盛り上がりました。
襟川 「最後に観葉植物を植えて、泣けるでしょ?
“ワンシーンだけで泣ける”っていうのは
上等な作品なんだなと思って。
それまでドキドキハラハラ…緊迫させて
『そこでそうくる?!』って、
これやっぱり感動作になっちゃうんですね」
弘兼 「それはもう狙ってるところですね、制作者が。
シナリオのところで
『ここでワンポイント!』みたいなところですよね。
僕ら漫画作る時もソコですよ。
どこを“ワンポイント”にするか、
あらかじめ決めておいて、
ラストに近い所でバン!と持ってきて
ラストは余韻を持たせる――という
違う場面にするんです」
■サントラも大ヒットした映画部門
サントラも大ヒットした映画部門でおかけした曲
●『フットルース』より
ヒーロー(ボニー・タイラー)
フットルース(ケニー・ロギンス)
●『トップガン』より ≪最多リクエスト≫
愛は吐息のように(ベルリン)
■クリスマスに観たい映画部門
クリスマスに観たい映画部門でおかけした曲
●『ブリジット・ジョーンズの日記』より
オール・バイ・マイセルフ(ジェイミー・オニール)
●『ラブ・アクチュアリー』より
恋人たちのクリスマス(オリヴィア・オルソン)
襟川 「「恋人たちのクリスマス」は
ワム!の「ラスト・クリスマス」と一緒に
クリスマスの歌として
10年後20年後に残る定番になりますね」
石川 「『映画らしい、このシーズンにぴったり♪』
っていう感じがします」
『ラブ・アクチュアリー』はロンドンの映画製作会社
「ワーキング・タイトル・フィルムズ」が製作。
襟川クロさんは
「ワーキング・タイトル・フィルムズ」に絶大な信頼を寄せていらっしゃいます。
襟川 「いいものしか作らないんです。
最初に“ブランド”でチェックする
襟川クロではないんですが
『ワーキング・タイトル』って出た時に
『これはもう安心ね!』って」
弘兼 「参考にできますね、我々も」
■襟川クロ × 弘兼憲史 珠玉の映画音楽!
襟川クロさんが選ぶ珠玉の映画音楽は
『ある日どこかで』
(1980年/ヤノット・シュワルツ監督)の
「パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏」
(セルゲイ・ラフマニノフ作曲)
SF、サスペンス、ラブストーリー、タイムトリップ、
人間ドラマ・・・すべてがそろった作品。
襟川 「大絶賛です。女子も男子も。
“ラブストーリー ベスト10”で
襟川クロは『ローマの休日』に続いて
絶対2位に入れます」
弘兼憲史さんが選ぶ珠玉の映画音楽は
『シンドラーのリスト』
(1993年=1994年日本公開/スティーブン・スピルバーグ監督)の
「メイン・テーマ」
(ジョン・ウィリアムズ作曲)
◆この日お寄せいただいた総合最多リクエスト◆
●『愛と青春の旅だち』より
愛と青春の旅だち(ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ)
■襟川クロさんのお薦め映画
◆お薦めの“泣ける映画”◆
『恋しくて』(1987年/ハワード・ドイッチ監督)
『アウトサイダー』(1983年/フランシス・フォード・コッポラ監督)
◆クリスマスシーズンにお薦めの映画◆
『あなたが寝てる間に...』(1995年/ジョン・タートルトーブ監督)
サンドラ・ブロック主演。
鉄道会社の駅員で孤独な女性ルーシーが
出会った男性は・・・
クリスマスからスタートする物語。
『ダイ・ハード』(1988年/ジョン・マクティアナン監督)
こちらは同じクリスマスでも
ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン刑事が
事件に出会っちゃう!
◆年末年始のお薦め映画◆
『拝啓、愛しています』(12月22日公開/韓国/チュ・チャンミン監督)
襟川 「何と言ってもお薦め!」
『ホビット 思いがけない冒険』(12月14日公開/ピーター・ジャクソン監督)
わかりやすくて、元気になれる!
『フランケンウィニー』(12月15日公開/ティム・バートン監督)
『砂漠でサーモン・フィッシング』(12月8日公開/ラッセ・ハルストレム監督)
『96時間 リベンジ』(2013年1月11日公開/オリヴィエ・メガトン監督)
『人生、ブラボー!』(2013年正月 第2弾公開/ケン・スコット監督)
■お送りした曲目
◆スタンド・バイ・ミー / ベン・E・キング
(映画『スタンド・バイ・ミー』より)
◆20世紀フォックス・ファンファーレ
◆オールウェイズ・ラヴ・ユー / ホイットニー・ヒューストン
(映画『ボディガード』より)
◆おお、プリティ・ウーマン / ロイ・オービソン
(映画『プリティ・ウーマン』より)
◆マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン / セリーヌ・ディオン
(映画『タイタニック』より)
◆アンチェインド・メロディ / ライチャス・ブラザーズ
(映画『ゴースト ニューヨークの幻』より)
◆エニワン・アット・オール / キャロル・キング
(映画『ユー・ガット・メール』より)
◆ユニバーサル・スタジオ・テーマソング
◆ライフ・イズ・ビューティフル / ニコラ・ピオヴァーニ
(映画『ライフ・イズ・ビューティフル』より)
◆シェイプ・オブ・マイ・ハート / スティング
(映画『レオン』より)
◆愛のテーマ / エンニオ・モリコーネ
(映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より)
◆美しい事実 / プファル
(映画『私の頭の中の消しゴム』より)
◆夜想曲第20番 嬰ハ短調「遺作」(ショパン作曲)
(映画『戦場のピアニスト』より)
◆コロンビア映画(イントロ)
◆ヒーロー / ボニー・タイラー
(映画『フットルース』より)
◆フットルース / ケニー・ロギンス
(映画『フットルース』より)
◆愛は吐息のように / ベルリン
(映画『トップガン』より)
◆オール・バイ・マイセルフ / ジェイミー・オニール
(映画『ブリジット・ジョーンズの日記』より)
◆恋人たちのクリスマス / オリヴィア・オルソン
(映画『ラブ・アクチュアリー』より)
◆パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏 / セルゲイ・ラフマニノフ
(襟川クロさんが選ぶ珠玉の映画音楽/映画『ある日どこかで』より)
◆メイン・テーマ
(弘兼憲史さんが選ぶ珠玉の映画音楽/映画『シンドラーのリスト』より)
◆愛と青春の旅だち / ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ
(映画『愛と青春の旅だち』より)
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