9月29日 ゲスト:南雲吉則さん
◆テーマ 『 あなたの若返りホルモン、スイッチオン! 』
ゲストは医学博士“Dr.ナグモ”南雲吉則さん。
実年齢は57歳ながら“見た目年齢”は30代――
南雲吉則さんに聞く
南雲式 若返り術&健康法!
▲石川アナウンサーが手にしているのは
『Dr.ナグモ式 永遠の美バイブル』
(画像をクリックすると拡大します)
お腹がグーっと鳴る時こそ“若返り”の瞬間。
南雲式食べ方革命で、健康を手に入れよう!
■お腹がグーッと鳴ったその時は“若返り”の時
南雲 「お腹がグーっと鳴ってるときは
どんどん若返っているということなんです」
“若返り遺伝子”“長寿遺伝子”といわれる
「サーチュイン遺伝子」は、お腹がグーッと鳴った時に
体中の遺伝子の傷ついている部分をスキャンし修復。
現代の日本では、
朝・昼・晩の「一日三食」が一般的ですが
南雲式食べ方は、朝・昼は食べない「一日一食」
お腹がグーっとなったときに
食事を取ればよい――という考え方。
南雲 「どんな時に食べればいいかというと
“空腹”な時。
何を持って空腹を見極めるのかというと
お腹がグーッと鳴った時」
弘兼 「お腹が空くまで食べなきゃいいわけですね。
(私は)人生、楽しみが『食べること・飲むこと』に
集約されてきた・・・(苦笑)」
弘兼式の食べ方は
(夜通し、仕事をして)明け方、寝る前に
ワインを飲み、チーズを食べる――というもの。
てっきり“改善”を求められるかと思ったものの
南雲さんは「寝る前のワイン&チーズ」のために
日中、食事を控えめにしている点を評価。
南雲 「それなんですよ、実は。
僕らだったら、昼間働いてる時間は
食事をちょっと減らして、夕方 グーッと鳴ったら
そのグーッとなったお腹を
大事に家に持って帰って、
それでご飯を食べたら、こんなに(食事が)おいしいことはない。
しかも体が若返っている――と」
◆その他、南雲吉則さんが実践している若返り法。
■夜10時から夜中2時まで爆睡。
→ 脳から若返りホルモンが出る。
■野菜、果物は皮ごと食べる。
→ 皮の中にポリフェノールが含まれる。
■歩く。電車では吊革を掴まずにバランスよく立つ。
主婦の方はお昼まで座らずに家事をする。
→ “ノンエクササイズ”運動法。
■糖質は、昼間に取らず、夕飯後のデザートに。
→ 昼間は低糖食、または絶食。
■小魚を食べる。
→ 丸ごと食べられる小魚は“完全栄養”。
南雲 「お肉の脂は室温でも固まります。
血管の中でも固まるということです。
魚は冷たい水の中でも
体が固まらないわけですから
室温でも魚の脂は固まらない。
だからEPAとかDHAがすごく推奨されているんです」
弘兼 「なるほど!わかりやすい!!
よくわかりました。よくわかりました!」
■糖質サイクルは回さない
糖質、炭水化物を摂取すると
体はさらに糖質を要求する?!
南雲 「体の中の“糖質サイクル”というものが回って
『もっともっと糖質をくれ』と要求します。
だから、お腹が空いてきちゃうんです」
ダイエットを必要とする人の場合、
お腹には“埋蔵脂肪”があり、
それを使えばお腹は空かない――とのこと。
◆お腹の空かないサイクルは こうして作る
■朝は、ミキサーで作った野菜ジュースを飲む。
皮も含めスムージーのように。
■昼間も糖質を我慢。
お弁当は、おかずだけ食べる。
お菓子は我慢。
南雲 「甘いものへの執着を断つためには、
慣れるまで、初めの頃は(スムージーに)
ハチミツを入れてもけっこうです。
でも、体重が減ってくると楽しくなってきちゃって
『私、昼間は糖質食べないわ』
『お菓子は家に持って帰って(夜)食べるわ』
こういう風になると、
体の調子はどんどんよくなって、
肌もとてもきれいになると思います」
弘兼 「お腹が空いてるときは
“今が一番肌がきれいになってる時”だ、と」
目標は「お腹がグーッと鳴ること」。
昼間からグーグー鳴る場合は、
無理をせず、その都度、食事を取りましょう。
南雲 「自分の体と相談しながら、
毎日、絶好調に働けることを目標に
グーッと鳴ったら食べていただく、と」
弘兼 「僕は空腹の時に
干したホタテの貝柱を口に含んでいると
だんだん口の中で膨らんでくるんですよ。
充足感があるんですが、どうなんですか??」
南雲 「すごくいいんです」
ホタテの貝柱には糖質が含まれていないことから、
糖質サイクルが回ることはなく
“脂肪を燃やす”脂肪サイクルが回り続けます。
お腹が空いた時には、
乾き物、炒り子、炒り豆、煮干しをポリポリ食べると
栄養の面でも、よいそうです。
弘兼憲史さんの、昼に起きて仕事をはじめ、
夕方と深夜に軽めの食事(2食で ご飯1膳)
その後、夜通し仕事をして、(ワイン&チーズを楽しんで(
明け方に眠りにつく――というリズムは
40年続いた生活サイクル。
これを変えるのは難しそうですが・・・
南雲 「それはそのままお続けになっていいと思うんです。
僕が申し上げてる“朝食べない”を逆に考えれば
“夕方くらいが朝ご飯”ということですよね。
その時に軽く食べていただくのが一番いいと思います」
弘兼 「無意識のうちに“体にいいこと”してたんですね」
南雲 「成長期のお子さんは、毎日三度食事を取ってください。
思春期以降で、肥満傾向がある場合は、
朝、野菜ジュースを作ってあげると
とてもいいかもしれません」
■プールサイドのポーズで若返り
姿勢をよくすることも“若返り”への道。
水着を着て、プールサイドで写真を撮る場合、
お腹を引っ込め、胸を張ってポーズをとりませんか?
南雲 「そのポーズを普段からしてるといいんです。
インナーマッスルが鍛えられます」
弘兼 「けっこうしんどいですね、ずっと続けるのは」
石川 「かなり背が伸びた感じがしますね」
南雲 「家を出る瞬間に『よし行くぞ!』と
“プールサイドのポーズで
胸を張って、お腹を引っ込めて、
ちょっとニコニコしながら
最大歩幅でグングン歩く」
一日続けると、翌日、腹筋が
筋肉痛になるかもしれませんが、
継続すると・・・
南雲 「お腹が割れてきますよ」
弘兼 「(それは)夢です!
前は二段腹、三段腹みたいだったんですが
今はさらに(脂肪が)増えたんで
“段”がつかないんです」
話題は、数年~数十年後に困らないための「歩き方」へ。
膝を曲げてトボトボ歩いていると
ちょっとした段差で躓いてしまいます。
そこで南雲さんがオススメするのは“兵隊”の歩き方。
つま先を上げながら、背筋を伸ばして胸を張り、
膝を伸ばして“行進”するように歩くことを
今から習慣づけることが大切。
南雲 「(年齢を重ねると)
脳も衰えていって、新しいことは
身につかなくなってくる。
でも、昔 身に着いたことは忘れないんです」
■南雲吉則さんの最新刊&ブログ
発売中の南雲吉則さんの本を一部ご紹介!
『Dr.ナグモ式 永遠の美バイブル』(ポプラ社/950円+税)
『長生きしたい人は「鏡」を見なさい』(朝日新書)/720円+税)
この日は『Dr.ナグモ式 永遠の美バイブル』を
「団塊倶楽部」をお聴きのリスナー10名の方に
プレゼントいたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
(ご応募受け付けは終了しました)
南雲吉則さんの最新情報は
南雲さんのブログ なぐちゃん倶楽部でご確認ください。
■お送りした曲目
◆SEPTEMBER / アース・ウインド&ファイアー
(弘兼セレクション)
◆TOO YOUNG / ナット・キング・コール
(弘兼セレクション)
◆Everybody Loves Somebody / ディーン・マーチン
◆MOON RIVER / アンディ・ウィリアムス
◆BAD / マイケル・ジャクソン
(RN・ゆこ さんが初めて買ったレコード)
◆TOKYO / 井上陽水
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