9月8日 ゲスト:水野久美さん
◆テーマ
『 怪獣映画 ・ アクション映画 ・
そして メロドラマのスター
―― 水野久美さん 』
ゲストは、少年時代の弘兼さんをはじめ
多くの世の男性を、その魅力の虜にした
女優の水野久美さん。
▲石川アナウンサーが手にしているのは
『女優 水野久美』(水野久美さん、樋口尚文さん 共著)
(洋泉社/税込み 2,940円)
(画像をクリックすると拡大します)
東宝特撮シリーズに数多く出演され、
今なお、海外からファンレターが届くという
水野久美さんの女優人生に迫りました。
■怪奇ホラー『マタンゴ』で妖艶な魅力
水野 「キノコのお化けが出るって知らなかったんです」
水野久美さんもお気に入りの作品という
1963年(昭和38年)公開の東宝特撮シリーズ
『マタンゴ』は、
主人公や水野さんを含む男女7人が
漂流した島のキノコを食べると
キノコ人間“マタンゴ”になる怪奇ホラー。
作中で水野さん演じる麻美は
キノコを食べてしまいますが・・・
出演依頼を受けた時点では
“マタンゴ”が何だかわからなかったとか。
マタンゴを食べた人間は
次第に不気味な姿へと変貌を遂げますが、
女性の場合は“美しく”描く――という演出により
キノコを食べた後の水野さんは
ますます妖艶な魅力を発揮することに。
■ハリウッド俳優もゾッコン
ゴジラシリーズでは
1965年の『怪獣大戦争』の宇宙人・X星人役が有名。
作中でラブシーンも演じた
共演のグレン役ニック・アダムスさんとのエピソード
水野 「ニックさんはやさしかったですよ。
スタートがキスシーンでしたから、
何かちょっと
勘違いされたんじゃないでしょうか」
弘兼 「聞いていたら腹が立ってきました」
水野久美さんに夢中だった
青年時代の記憶がよみがえる弘兼さん。
ニック・アダムスさんは撮影現場に
妻子を伴って来ていたそうですが、
なんとも大胆なアプローチを続け・・・
当時、結婚を控えていた水野さんは
アダムスさんの告白を断り続けます。
石川 「水野さんには
心に決められた方がいらっしゃった…」
水野 「それを言いましたけど、
そんなの関係なかったみたいです」
■ 『女優 水野久美』
『女優 水野久美』
◆水野久美さん、樋口尚文さん 共著
◆洋泉社 / 税込み 2,940円
この日お伺いしたエピソードについても
詳しく紹介されています。
弘兼 「写真がものすごい、たくさん入ってますから
大満足ですよね」
▲放送後の 水野久美さんと弘兼憲史さんとの2ショット
(弘兼さんは このとき“空気イス”です)
■お送りした曲目
◆メインタイトル
(弘兼セレクション/1954年『ゴジラ』より)
◆星影のビギン[自由の讃歌]
(弘兼セレクション)
◆モア
(水野久美さんのリクエスト/1962年『世界残酷物語』より)
◆イエスタデイ / ザ・ビートルズ
(水野久美さんのリクエスト)
◆また逢う日まで / 尾崎紀世彦
(RN・早く孫が見たいさんが初めて買ったレコード)
◆キサス・キサス・キサス / ナット・キング・コール
(水野久美さんが初めて“買ってきてもらった”レコード)
◆心の旅 / チューリップ
◇水野久美さんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
◇過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら