6月16日 ゲスト:川淵三郎さん
◆テーマ
『“時期尚早”と言う者は
100年たっても“時期尚早”と言う
―― 川淵三郎 』
「あの審判、なんかおかしいと言わざるを得ない」
ロスタイム終了直前にFKのチャンスを得ながら
蹴る前にタイムアップし引き分けに終わった
6月12日のワールドカップ アジア最終予選
オーストラリア戦の記憶が新しいこの日のゲストは
日本サッカー協会・名誉会長で
Jリーグ初代チェアマン、
“キャプテン”川淵三郎さん。
(画像をクリックすると拡大します)
オープニングから
日本中のサッカーファンが関心を寄せる
オーストラリア対日本戦での判定について
歯に衣着せぬ発言。
ロンドン・オリンピックまであと1ヶ月――
ワールドカップ ブラジル大会を2年後に控える今、
日本のサッカーについて
注目の選手について“キャプテン”川淵三郎さんが
情熱たっぷりに語ってくださいました。
■日本史上最強チームで いざブラジルへ!
「間違いないですね、このチームは最強ですね」
現在の日本代表は
海外クラブ所属選手が大半を占めています。
川淵 「今度のブラジルのワールドカップは
初めて、外国で活躍している選手が
半分以上を占める大会になりますね」
弘兼 「本番は2年先。
今の選手のさらに“上”をいく
新しい選手が出てくる可能性もあって・・・」
石川 「常に今の代表選手を注目しながらも、
次世代、次々世代くらいをカバーして
ご覧になってるんですね」
弘兼 「どんな選手が(2014年の)本番で
出てくるかわからないですからね。
それだけ日本も
層が厚くなってるということですね」
本田圭佑選手は、2009年のアジア予選では
レギュラーではありませんでしたが
2010年のワールドカップ南アフリカ大会では
エースとして大活躍。
一方、中心選手として活躍すると思われた
中村俊輔選手は、レギュラーから外れました。
川淵 「たった1年で変わるわけですよ」
現時点で川淵さんが“日本史上最強”と評価する
日本代表チームが、さらにレベルアップすれば
過去最高(ベスト16)の成績――
そしてメダル獲得も夢ではない?!
前回、南アフリカ大会で当時の岡田武史監督は
「ベスト4」を目標に掲げました。
ブラジル大会で、ザッケローニ監督は・・・
川淵 「『優勝』って言うんじゃないですか。
そう言わないと選手が怒りますよ」
■U-23日本代表 課題は守備
ロンドン・オリンピック男子サッカー
1次リーグ初戦まであと40日。
Jリーグで経験豊富な選手がいない点を不安視する
川淵さんはU-23日本代表を
「守備が弱い」と評価。
川淵 「攻撃陣はいいけれど、守備陣の補強が必要
(課題は)全て“守備”」
カギを握る選手には
「吉田麻也」選手を挙げました。
吉田麻也選手は6月8日の
ワールドカップ アジア最終予選・ヨルダン戦で
右膝を負傷。
川淵さんは吉田選手の負傷の際には
「このチームは勝てないな」と思ったそうですが、
経過が良好で、オリンピック本番には
万全の状態で臨めそうなことから
期待度もアップ。
川淵 「(U-23日本代表は)
間合いの詰め方が下手で、
一歩の間合い詰め方――
そこの強さが求められる。
吉田が入ることで、
まるで違ってくると思うんでね、
ぜひ治って、入ってほしいと思いますね」
■お送りした曲目
◆ブラジル / パーシー・フェイス・オーケストラ
(弘兼セレクション)
◆エンターテイナー
(弘兼セレクション/映画『スティング』より)
◆レイニーブルー / 徳永英明
◆恋の季節 / ピンキーとキラーズ
(RN・浦安のとしさんが初めて買ったレコード)
◆I'll be / Mr.children
◆この広い野原いっぱい / 森山良子
◇川淵三郎さんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
◇過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら