5月5日 三田誠広さんの名言
■三田誠広さんの好きな言葉
『赤誠』
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せきせい――赤い誠と書きます。
自分が「誠広」(まさひろ)で
「誠」という字が入ってますので
常々「誠」を尽くしたい――と思って
作品も書いておりますし
学校の先生もやっておりますけれども
赤い誠というのは・・・
貧乏の極みのことを赤貧といいますね。
「赤い」というのは
【極み】という意味があるんだろうと思います。
この言葉は1か所でしか聞いたことがありません。
終戦の時の天皇陛下の玉音放送の中です。
国は敗れてしまうけれども
これからは
国民と頑張って生きていかなければいけない、と。
お互いに赤誠を尽くそう――というメッセージなんですね。
この言葉は私、ずきっときております。
あと何年生きるかわかりませんけれども
世の中のために誠を尽くしたい、と。
誠の極めを尽くしたい――ということで
『赤誠』という言葉を選びました。
三田誠広さん宛てに寄せられた
質問と回答をご紹介します。
Q.“名曲”の条件とは?
名曲とは人それぞれです。
本当に好きな歌手だとアルバムを買います。
シングルとしてヒットしていない曲の中にも
自分ひとりの胸の中にしみこむ曲があるんですね。
それは世間の人は知らないんです。
でも自分だけが知っている。
そういう曲が
“自分にとっての名曲”ではないかなと思います。
Q.還暦を過ぎて考え方は変わりましたか?
車の走行メーターが10万キロになった時に
いったん「ゼロ」に戻っちゃいますね。
(年齢が)ゼロに戻ったら赤ん坊になってしまうので
二十歳になった――と考えてます。
二十歳の頃って学生時代ですけど
いつか卒業して大人にならなければいけない――
ということで
“タイムリミット”があったわけなんですけれども
還暦を過ぎた人は
“死ぬ”というのがタイムリミットなんだけど
あと20~30年はあるだろう、と思ってますので
“何をしてもいい”という時間が
こんなにたくさんあるんでね、
こんなに楽しいことはないと思ってます。
ものすごく元気になりましたし、
生涯で一番忙しい――というくらいに
いろんなことをやって楽しんでます。
■三田誠広さんが初めて買ったレコード
◆僕のマリー / ザ・タイガース
高校生の頃ですが、
タイガースの『僕のマリー』です。
この曲が好きなんです。
“愛していると ひと言言えなくて”という歌詞が…
当時、私は好きな女の子がいたんですが、
なかなか言えないですね、
『愛してる』なんていうことはね。
それが今の奥さんですけれど
一度も『愛してる』とは言ったことがないですね。
弘兼 「普通、言えないですよね」
でも本当は言いたい、
言いたいんですね。
石川 「三田さん、ほっぺが桜色になっていますね★」