ちょっと足をのばして 【2012年4月28日】
■BSN 新潟放送から
『雪下にんじん』
新潟県の中でも雪深い津南町。
この津南町には
春の訪れを感じさせる野菜があります。
それが、雪の下で冬を越した
「雪下にんじん」です。
越冬させることで、
にんじん臭さが抜け甘みのある
みずみずしい にんじんになります。
ただ、雪下から にんじんを掘りおこすのが
大変な作業です。
この時期でも3mほどある雪を退かすのに
20日ほどかかり、
1本1本手作業で にんじんを掘りおこしていきます。
掘りおこしてみると、
にんじんが冷んやりと冷たいんです。
これが、美味しい雪下にんじんの秘密です。
雪の中では常時0℃で、
にんじんの鮮度を保ってくれます。
雪の下から早く出してしまうと
にんじん臭さが残り、
長く入れておくと にんじんの表面に
黒い斑点ができてしまうそうです。
そのタイミングが難しいんですね。
キレイな色の雪下にんじんは、
皮が柔らかいので
そのまま食べる人もいるくらいです。
にんじん嫌いでも
にんじんファンになる雪下にんじん
お試しください。
(BSN新潟放送 パーソナリティー 海津ゆうこ)
■SBC 信越放送から
『松本発世界へ』
SBC松本局のロビーで
華やかな姿を見せてくれていた
ラナンキュラスの大輪。
実はこの花、
松本市内の花卉農家17人でつくるグループ
『フラワースピリット』が
栽培するもので、
オランダで開催されたフロリアード2012で
1位~4位を独占したそうです。
オリジナルの品種は100種類近く
直径10cmを越えるものもあります。
花びらのフリル、色合い、
なんともゴージャスで
バラのようにも。
気になるお値段は・・・
一本1000円の物もあり。
松本発世界の
大輪の花が開くことを応援します。
(SBCラジオ『YOUスタ深志3丁目』パーソナリティー 山本広子)
■YBS 山梨放送から
『旬まっただ中!山梨県 南部町は 筍 の名産地』
大地の恵みをぐんぐん吸い込み、
水を根っこからいっぱい吸収した
青々とした竹。
その竹の根元に目を凝らしてみると・・・・。
にょき!!
にょきにょき!!
たけのこが可愛い頭を出しています。
山梨県の最南端、
静岡県との県境にある南部町は
筍の名産地として有名です。
四月下旬~五月上旬は
筍の代表格『孟宗竹』の最盛期。
南部町にある道の駅ほか、
いろいろな場所で町内に30件ほどある
筍農家さんが朝収穫した
新鮮で立派な筍が手に入ります。
肥沃な赤土、腐葉土で育った
自然の恵み筍。
この時期ならではの
贅沢な食材を見かけたら、
旬の味に酔いしれるのも
いいかもしれません。
(山梨放送 スコーパーキャスター 加藤明子)