4月14日 玉ノ井を歩く ~ ゲスト:岡野雅行さん
◆テーマ
『 懐かしの町へタイムスリップ
玉ノ井を行く 』
この日はスタジオを飛び出して、
東京・墨田区東向島/かつての玉ノ井を歩きながらの中継で
2時間お送りしました。
石川 「かつての面影を残す建物は、
表に見えるところには
残ってないようなんですよね」
弘兼 「よくみると、古い色街・花街の面影が
少し残っているという感じもありますね」
石川 「新旧“混在”している街という印象ですよね。
新しいマンションも建ち始めていますし
古くからの名店も軒を連ねている
いい街ですね」
東武・東向島駅(旧 玉の井駅)をスタートして
「玉の井いろは通り商店街」を抜け
『玉ノ井カフェ』に立ち寄って
最後は“下町のエジソン”こと岡野雅行さんの
岡野工業の工場を見学。
▲弘兼憲史さんが手にしているスケッチブックの内容はこちら
(画像をクリックすると拡大します)
■「東向島駅」→「菓子遍路 一哲」
◆ルート◆
■東武伊勢崎線 東向島駅(旧 玉ノ井駅)
スタートは、東向島駅。
お隣の「東武博物館」のSLの汽笛が
11時の時報を告げると同時に
「団塊倶楽部」初の試みとなる“お散歩番組”がスタート♪
(東武鉄道に関する資料・車両などが収集・展示されています)
■吉井歌奈子さんも町歩き♪ 二元中継!
スマートライフ・コンシェルジュ・吉井歌奈子さんも
“本隊”の弘兼&石川コンビとは別行動で玉ノ井を探索。
オープニングは「十間橋」から登場。
▲(左)当日はあいにくの空模様で東京スカイツリーの全貌は見えず
(右)4月7日撮影のスカイツリー(いずれも画像クリックで拡大)
■菓子遍路 一哲
和菓子屋「一哲」さんにお邪魔して
ご主人の酒井哲治さんにお話を伺いました。
▲ご主人の酒井哲治さん(左)とお嬢さん(右)
一行は寺島なすをモチーフにした最中
『なすがままに』をいただきました。
墨田区東向島周辺は
かつて寺島(てらじま)と呼ばれ
なすの産地として有名でした。
寺島なすは 鶏の卵ほどの大きさのものが美味しいとされ
なす特有の香りが強く、
光沢のある黒紫色した実が特徴。
酒井 「なすを甘露煮にして、手間をかけて裏ごしして
なめらかさが出るくらい入れています」
弘兼 「なすの香りがするような気がしますね」
▲こちらは「投扇興」のイベント特注のお菓子/扇がモチーフ
■『菓子遍路 一哲』
■住所:東京都墨田区東向島4-29-6
■営業時間:10~19時
■定休日:水曜日
■玉ノ井カフェ
玉の井いろは通りを抜けて一行がたどり着いたのは
玉ノ井カフェ。
玉ノ井カフェは東京スカイツリーの建設を契機に
玉の井・寺島地区(現在の東向島・墨田地区周辺)の
町おこしの拠点として、去年オープンしたお店。
「玉ノ井カフェ」では、地元町内会長の高橋一夫さん、
東向島商店街会長の坂本武彦さん、
向島学会会長の高木新太郎さんにお話を伺いました。
「寺島なす」復活を 町おこしの目玉に!
「寺島なす」の種を見つけるところからスタートし
土作り、有機たい肥の研究を重ね、
寺島なす復活への準備が進められています。
弘兼 「種を見つけて?!
『ジュラシック・パーク』みたいですね」
◆寺島なすの栽培勉強会
■日時:4月25日(水)18:00~
■講師:大竹道茂氏(江戸東京伝統野菜研究会代表)
■会場:玉ノ井カフェ
◆寺島なすの苗の販売日
■日時:4月29日(日)14:30~
■販売予定価格:1鉢 500円
■会場:玉ノ井カフェ
▲店内には昔懐かしい写真の数々が飾られています
(画像をクリックすると拡大します)
玉ノ井カフェ、寺島なす復活への取り組みについて
詳しくは玉ノ井カフェのオフィシャルサイトをご覧ください。
■「岡野工業」へ
一行は「玉ノ井カフェ」を後にして再び歩きます。
四つ木橋南 交差点を経て・・・
弘兼 「目の前にすごいスカイツリーが見え・・・
見えないですね、きょう」
石川 「きょうは雨雲が下の方まで垂れこめていますので
お天気いい日にまた来たいですね」
弘兼 「夜 来たいですね」
■岡野工業
一行が向かった先は「岡野工業」の工場。
“下町のエジソン”“世界一の職人”などの異名を持つ
岡野雅行さんの会社です。
世界を驚かせた数々の製品の中から一部、
開発秘話を伺いました。
◆ハイブリッドカーのニッケル水素電池のケース
◆携帯電話の電池のケース
◆ポータブル音楽プレーヤーの電池 ・・・
岡野 「日本で最初にやったのが私なんです」
リチウムイオン電池のケースの厚さは
0.3~0.7ミリ(1ミリ以下!)
弘兼 「コンマ3といったって、ものすごく丈夫ですよね」
◆痛くない注射針「ナノパス33」
針先の外形は わずか0.2ミリ、
内径(穴)は0.08ミリ。
この針により、
糖尿病でインスリンの自己注射が必要な
患者さんの痛みを減らすことが可能に。
岡野 「売りに出して10年たってるけど、
どこもコピーもできないんだよ」
弘兼 「10年たってコピーが出ないのって
ちょっと考えられないですよね」
石川 「企業秘密のたくさんある工場なんですよね」
岡野工業の工場は
国内外から多くの方が見学に訪れるため、
内部を見られることがないように
「トイレ」を工場の外に設置。
岡野 「『トイレを貸してください』って言って
『外にあるよ』っていうと、
みんなガッカリした顔しやがってさ」
※岡野雅行さんは2008年9月15日の放送にご出演くださいました。
2008年9月15日の団塊倶楽部はこちら
■お送りした曲目
◆カスバの女 / 氷川きよし
◆逢いたくて 逢いたくて / 一青 窈
◆胸の振り子 / 井上陽水
◆東京音頭 / サエラ
◇岡野雅行さんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
◇過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら