3月3日 永江 朗さん、夏石鈴子さん の名言
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哲学者の鶴見俊介さんの本にあったんですけど、
私は、世の中の不幸の大半は
まじめな人によって起こされると思ってます。
戦争とかね、そういう大厄災は
『こうあれば世の中はよくなるだろう』と思って
突っ走っちゃったら…(引き起こされる)。
不まじめな人はね、
そういうあまり大きな被害(をもたらすこと)はないですから。
せいぜい回りに借金こさえて――くらいなことで
まじめになっちゃうと危険信号…
フラフラしてるくらいがちょうどいいような。
弘兼 「まさに“私”じゃないですか」
石川 「ええ?!」
■夏石鈴子さん の好きな言葉
『どうにかなる なんとかなる』
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私ね、あんまりビクビクしたくないの。
いろんなことがあっても“しょうがないな”と思って
やらなきゃいけないことを一生懸命やって、
起こらないことは、まず考えないようにしようと思って。
弘兼 「こういうかたばっかりだと
戦争とかはないでしょうね」
石川 「日頃、人のことを怒ったりすることはないですか?」
怒りんぼです。
怒るときは、夫に『これ怒ってもいい?』って聞くの。
自分の考え、そんなに正しいとは思わないようになった。
■永江 朗さん が初めて買ったレコード
◆帰って来たヨッパライ / ザ・フォーク・クルセダーズ
小学校3年生のとき、9歳のときに、
コミックソングでひたすらゲラゲラ笑いながら聴いていて
お小遣いを貯めて買いに行きました。
友達とよく歌ってました。
後から考えると、
“第一次交通戦争”みたいにいわれた時期で
社会問題化して
今の“自転車が歩道をあがる”というのも
この頃のことを背景にしたわけですから・・・。
今考えると、すごい才能の3人プラス
アートワークした松山猛さんとかね、
すごい人たちだったなと思いますね。
弘兼 「“伝説のフォークル”ですよね」
石川 「聴けば聴くほど哲学的ですよね」
■夏石鈴子さん が初めて買ったレコード
◆バラが咲いた / マイク眞木
妹が二人いるんですけど、一番下の妹が10歳違うんです。
私たぶん、このレコードを
13歳くらいのときに買いに行ったんじゃないかな。
妹のために、童謡の入ってるレコードが欲しかったの。
たくさん入ってたんだけど、この歌が一番 心に残ってます。