2月4日 映画特集! ゲスト:黒鉄ヒロシさん
◆テーマ
『 人生はスクリーンから学んだ 黒鉄ヒロシ VS 弘兼憲史 』
この日は番組最多出演4回目のご登場、
漫画家の黒鉄ヒロシさんを迎えて
映画談議の2時間!
▲石川アナウンサーが手にしているのは『弘兼憲史の人生を学べる名画座 』
(画像をクリックすると拡大します)
好きな映画音楽、心に残るセリフなどを切り口に
黒鉄ヒロシ×弘兼憲史
“苦労がねぇ、疲労がねぇ = クロガネ・ヒロカネコンビ”が
作品への想い入れたっぷりに語り合いました。
■映画音楽ベスト3
黒鉄ヒロシさんの映画音楽ベスト3
◆第3位 『シャレード』(1963年 アメリカ)
監督:スタンリー・ドーネン
音楽:ヘンリー・マンシーニ
黒鉄 「何かするときに聞こえてくると
『さぁ、やろう』という気になる」
◆第2位 『アラモ』(1960年 アメリカ)
監督・主演:ジョン・ウェイン
音楽:ディミトリ・ティオムキン
黒鉄 「この曲と『悲しき雨音』はいまだに聴いてます」
◆第1位 『史上最大の作戦』(1962年 アメリカ)
監督:ケン・アナキン、ベルンハルト・ヴィッキ、
アンドリュー・マートン
音楽:モーリス・ジャール
主題歌「史上最大の作戦マーチ」作曲:ポール・アンカ
黒鉄 「これも元気出るでしょ。
朝聴くと飛び起きるんです」
「アメリカ、イギリス…世界中のスターをよくぞここまで集めた」
弘兼憲史さんの映画音楽ベスト3
◆第3位 『フェリーニのアマルコルド』(1974年 イタリア/フランス)
監督:フェデリコ・フェリーニ
音楽:ニーノ・ロータ
黒鉄 「私のチョイスと“文化度”がずいぶん違うと思って…
“大人”だな。成熟してるね」
弘兼 「豪華客船が現れて、
そこで花火が上がる時にこの曲が流れて
すごく感動しましたね」
「ニーノ・ロータは『ゴッド・ファーザー』も作って、
ものすごい作曲家だと思いますね」
黒鉄 「これ聴きながら酒が飲めるでしょ。
『史上最大の作戦』で酒飲むのはとんでもない」
石川 「どっちかというと“朝ご飯”ですね」
◆第2位 『男と女』(1966年 フランス)
監督:クロード・ルルーシュ
音楽:フランシス・レイ
黒鉄 「これ聴かせながら、誰か口説こうと思ってない??」
弘兼 「スポーツカーをオープンにして、
5月の風を受けながら、都会をドライブする時に
この曲を流すとノレるんですよ」
黒鉄 「じゃあ今度『史上最大の作戦』流しながら行って(笑)」
「チョイスがなんか憎らしい。反則みたいな」(笑)」
◆第1位 『アラビアのロレンス』(1963年 イギリス)
監督:デヴィッド・リーン
音楽:モーリス・ジャール
弘兼 「作品的にも“生涯ベスト10”に入りますね」
「不安な時のピーター・オトゥールの目が――
あの演技がすごかったですね」
■映画談議は終わらない――次回は『時代劇』??
この日の放送では洋画を中心に取り上げ
“心に残る名セリフ”について…
“何度見ても・途中から見ても・どこを見ても面白い”
『ゴッド・ファーザー』について…
2時間では語り尽くせない映画談義――。
番組をお聴きの方からも
メッセージテーマ「忘れられない映画」に
たくさんのお便りをお寄せいただきました。
弘兼 「『ゴッド・ファーザー』は途中から観て、
カステラを切り取ったみたいに
ポンと観ても面白いんですよ!」
黒鉄 「映像が奇麗。人生の普遍性を描いてますしね」
「『夫ファーザー』っていうの作りたいね。
よくわからないけど」
番組エンディングでは、黒鉄ヒロシさんから
『時代劇』特集が提案されました。
近年は、往年の名作の
リメイク作品が続々と制作されていることから
オリジナルとリメイクとの比較も興味深いポイントとなりそう。
黒鉄ヒロシ×弘兼憲史 映画談義 第2弾『時代劇』特集が
実現した際は、メール・FAX・twitterでのご参加を
よろしくお願いいたします。
▲黒鉄ヒロシさんご出演の回恒例の一コマ漫画…今回は“西部劇”
このあと石川発言を発端にスタジオ混乱・・・?! 詳しくはこちら
■お送りした曲目
◆ガラスの部屋 / ペピーノ・ガリアルディ
(弘兼セレクション)
◆南国土佐を後にして / ペギー葉山
(弘兼セレクション)
◆Main Title
(映画『エデンの東』より)
◆シェルブールの雨傘
(RN・たまごボーロさんが初めて買ったレコード)
◆ムーンライト・セレナーデ (グレン・ミラー・オーケストラ)
(映画『グレン・ミラー物語』挿入曲)
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