ちょっと足をのばして 【2011年12月31日】
■YBS 山梨放送から
『身延町の巨大 門松』
もぉ~い~くつ寝~る~と~お正月~。
そうです!
お正月には欠かせない門松を
一から手作りで作っている方々が
身延山で有名な身延町にいらっしゃるんです!
その方々とは「身延竹炭企業組合」!
生まれも育ちも身延町!!というメンバーが使う材料
竹、松、梅、ナンテン全てが、100パーセント身延町産。
退職後、
家で退屈していてはもったいないという思いから
憩いの場として作り上げた組合。
そんなメンバーの作る門松は、
男性陣がこれまで培ってきた経験を生かし、
一つ一つ丁寧に作り上げていきます。
決して前職が門松職人だったわけではないんです。
そんな器用な指先をもつ皆さんによって
愛情をたっぷり注がれて完成した門松を
夢中になって見ていると、、、、
なんだこりゃ~!!
一つだけズバ抜けて高い門松、
それも隣に立つ電柱と同じ高さの
巨大門松が目に飛び込んできました。
どうやら、
毎年竹炭組合の品物を販売している作業場と
隣接された直売所の「看板門松」として
直売所の目の前に飾っているものだそうです。
毎年高さは変わりますが、
今年は8メートル、周囲2メートル級の門松が完成。
今年の看板門松の高さを8メートルにした理由を
教えて頂きました。
その理由とは、
今年はとにかく辛く暗いニュースが続いた。
日本は涙でいっぱいになった。
そんな2011年を振り返り、
来年こそは明るい未来を!!
という身延竹炭企業組合からの願いを
「8」という数字の末広がりの意味に込めたとのこと。
なんだか見ているだけでパワーを頂く門松です!
2012年!
山梨県身延町にお越しの際は、
手作り巨大門松より漲るパワー、
そして福をもらいに来てください!!
(山梨放送 スコーパーキャスター 角田郁帆)
■BSN 新潟放送から
『しばた雑煮合戦』
毎年1月に行われる 城下町しばた雑煮合戦。
寒い寒い雪景色の中で、
あったかい雑煮を食べちゃおうという 凄いイベントです。
来年で8回目を向かえるこのイベントですが、
合戦に相応しい
甲冑姿の将軍がほら貝を吹いてスタートし、
全国各地の自慢の雑煮が食べられる
日本一の雑煮を決めるイベントです。
グランプリ雑煮を
「征夷大将軍」と呼ぶのも このイベントならでは。
雑煮の価格は200円~600円と様々ですが、
新潟県産の最高級もち米「こがねもち」を使った
焼きたてのお餅が どの雑煮にも入っています。
来年は北海道から広島まで41種類の雑煮が登場し、
冬の味を楽しませてくれますよ。
中には牡蠣や蟹、
イクラなどの高級食材を使ったものや
スイーツ感覚で食べられる
チョコレートの雑煮などもあります。
来年はどの雑煮がグランプリに選ばれるのか。
城下町しばた雑煮合戦は 1月8日に
新発田市・新発田城址公園で行われます。
城下町しばた全国雑煮合戦の
facebookはこちら。
twitterはこちら。
(BSN新潟放送 パーソナリティー 海津ゆうこ)
■SBC 信越放送から
『松本のお神酒の口』
松本の縄手通りでは
正月用の縁起物を売る
仮設のテントが立ち並びました。
門松などの松飾のほかに
竹製のお神酒の口が売られています。
由来は、
歳神を家に迎えるための目印が門松で、
神酒口(みきぐち)は
門松が家の中に入ったもの――
との説があるそうです。
松本では、
下級武士たちの手内職として神酒口作り始まり、
徳利に供えるようになったのは
徳川末期からだそうです。
その特徴は細工の繊細さ。
来年は災害のないいい年になりますように!
(SBCラジオ『YOUスタ深志3丁目』パーソナリティー 山本広子)