ちょっと足をのばして 【2011年12月24日】
■SBC 信越放送から
『川の中から・・・』
松本の中心を流れる女鳥羽川
カモが泳ぎ、白鷺がえさを狙い
川面には魚影も。
松本市民の憩いの場のひとつです。
その名もおめでたい
千歳橋(せんさいばし)の欄干に今年も、
イルミネーションが点灯されました。
白、紫のやさしくて静かな灯り。
川に降りて下から眺めると
おや?川の上にも川の流れが。
Merry X’mas
(SBCラジオ『YOUスタ深志3丁目』パーソナリティー 山本広子)
■YBS 山梨放送から
『魔法使いニーラ』
世界中の至るところで、
寒空を賑やかにいろどるイルミネーション。
山梨県韮崎市は韮崎駅で下車すると、
こんな可愛いイルミネーションがお出迎えしてくれますよ。
これは韮崎市のゆるきゃら
「ニーラ」。
魔法使いのカエルです。
「ニーラ」の童話を書き下ろしてくださったのは、
東京ディズニーランドを立ち上げた
総合プロデューサーの堀 貞一郎さん。
阪急電鉄・宝塚歌劇の創始者
小林一三さんが韮崎市出身なのですが、
その小林さんの考えに深く共感されていた堀さんが
韮崎市を訪れ、
豊かな自然に触れたことで縁が結ばれ、
絵本作りをしていただく運びになったそうです。
ストーリーは堀さん、
絵は絵本作家の仁科幸子さん。
物語の中には
韮崎市内の地名や特産のぶどうが登場します。
夢を叶える魔法使いのカエル・ニーラと、
ある少女のほっこりと心温まる物語です。
そっと心を灯してくれる韮崎市の小さなイルミネーションは、
来月 1月9日まで楽しむことができます。
お近くへお寄りの際は是非見てみてくださいね!
(山梨放送 スコーパーキャスター 横川紘子)
■BSN 新潟放送から
『塩引鮭』
村上では鮭を「イヨボヤ」と言われていますが、
「イヨ」も「ボヤ」も魚のこと。
鮭は「魚の中の魚」として昔から愛されています。
その村上の冬の風物詩が塩引鮭。
塩引鮭とは、生鮭の内臓を取り除いて水洗いし、
塩をすりこみ一週間ほどおいてから、
水で塩を抜いて
軒下などに数週間乾かした鮭のことです。
この時期の村上では、
至るところで
吊り下げされた塩引鮭を見かけることができます。
ちなみに、頭を下にするのは村上独特の吊り下げ方。
城下町だった村上は、
鮭でさえお殿様に頭を高くできなかったと言われています。
ほどよい塩加減で冬には欠かせない塩引鮭。
美味しい新潟の冬を堪能してください。
(BSN新潟放送 パーソナリティー 海津ゆうこ)