10月22日 土井善晴さん叶 和貴子さんの名言
■土井善晴さんの好きな言葉
『和敬静寂』
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「わけいせいじゃく」というんです。
お茶の心で、
人と出会う時に
“和”――仲良く
人を“敬って”
心は“静かに”潔く。
“寂”というのは
いつも堂々としていなさい――と。
まったく鍋料理に通じるんですよ。
素材はみんなそれぞれ仲良く、
それぞれの素材を尊重させて、煮汁は濁すな――と。
澄んだように。
それから、あんまりおいしくても“調子に乗るな”――
というのが最後ですね。
石川 「“寂しい”という字が“堂々とする”という・・・」
そうですね。
堂々として――。
あまり大きな声で騒いだりしてはいけないということです。
■叶 和貴子さんの好きな言葉
『心をこめて “いっぽ いっぽ”』
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料理も仕事も何でもそうなんですけど
心をこめてやることで、成果がいいんじゃないかな、と。
忘れがちじゃないですか。
きょう、おいしいお鍋をいただいたのが、
とっても心をこめたお鍋に感じたので。
あとは、いっぽ いっぽ ゆっくり歩いていきたい――という(微笑)
■団塊ホームルーム ~ ゲスト・クエスチョン
◆ 土井善晴さんへの10 Questions ◆
Q.苦手な食べ物は、何かありますか?
A.基本的に「ない」です。
ただ、一般的に言う“ゲテモノ”はやめておきたい。
Q.子どもの頃、憧れていた職業は何でしたか?
A.「野球選手」
Q.『おふくろの味』と聞いて、何を思い浮かべますか?
A.「父」を思い出します(笑)
土井 勝が『おふくろの味』というのを言いだしたもんですから、
そういう意味で“おふくろの味”というと「父」というのを思い出します。
Q.土井義晴さんはフランス語がお得意ですが
叶 和貴子さんをフランス語で表現するとしたら、
どんな言葉が ふさわしいですか?
A.「charmant = シャルマン(シャルモン)」
とってもエレガントで、やさしくて・・・
女性に対する最高の褒め言葉です。
Q.“調理人として失格”なのは、どんな人ですか?
A.「不潔」
Q.土井義晴さんのお父様は、料理研究家の土井 勝さん。
お父様との思い出で、一番、怖かったことを教えてください。
A.「防空壕に放り込まれたこと」
Q.この1週間で、一番ハッピーな出来事は何でしたか?
A.「マッタケご飯を食べたこと」
京都の人が丹波の松茸を送ってくれましてね。
Q.今、新たに取り組んでいること、
チャレンジしようと思っていることを教えてください。
A.今月末に、山を走るトレイルランがあります。
それを「完走」すること。
Q.”なくて七癖”
『できれば やめたい』と思っているクセは、ありますか?
A.これは思いつかないな。
Q.カラオケでよく歌う楽曲を教えてください。
A.最近は行かないんですけど
昔は「桑田佳祐」とか好きでしたね。