2月12日 ゲスト:ASKAさん
◆テーマ:『ASKAさんと弘兼さんが
“黄昏流星群”で夢のコラボレーション!』◆
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楽曲から漫画、そしてテレビドラマへ・・・。
ゲストはシンガー・ソングライターのASKAさん。
楽曲『C-46』から
インスピレーションを受けた弘兼憲史さん。
代表作の一つ『黄昏流星群』での漫画化から始まった
ASKAさんと弘兼さんとのコラボレーションは、
中村雅俊さん、高島礼子さんのダブル主演による
テレビドラマ『黄昏流星群 ~ C-46星雲~』へ――。
ドラマ放送を今月20日に控えたこの日、
一連のコラボレーション作品の原点『C-46』の作詞・作曲も手がけた
シンガー・ソングライター ASKAさんが団塊倶楽部登場!!
■ASKA × 弘兼憲史 コラボレーション 一連の流れ
【楽曲】
2001年 9月:『C-46』(シングル/CHAGE and ASKA)リリース
2010年11月:ASKAさんのセルフカバーアルバム『君の知らない君の歌』に収録
【漫画】
2010年11月~12月:『黄昏流星群 ~ C-46星雲~』連載
(全4回/小学館ビッグコミックオリジナル)
2011年 1月:「C-46星雲」収録『黄昏流星群』39巻発売
【テレビドラマ】
2011年2月20日:『黄昏流星群 ~ C-46星雲~』放送(関西テレビ/フジテレビ系列)
2011年2月20日(日)16:05~17:20
とあるパーティーで弘兼さんと同席したASKAさん。
ASKAさんが「ぜひストーリーにしてほしい曲がある」と打ち明けたことが
漫画化、ドラマ化へと続く一連のコラボレーションのはじまり。
ASKA 「“弘兼さんにストーリーにしてもらいたい”という
気持ちが続いていると、いつか形になる…というのは面白いですよね。
本当に気持ちっていうのは大切だなと思いますよね」
そして実現したコラボレーション――。
弘兼憲史さんは“心に響いたフレーズから、自由な発想で前後のストーリーを膨らませる”方法で
『C-46』を漫画化。
漫画家にあたって、“オリジナル”の作者・ASKAさんには
“ここだけは盛り込んでほしい」箇所を確認。
ASKAさんからは“カセットを生かすこと”が示され、
そのほかは自由に描くことが認められました。
(楽曲タイトルの“C-46”とは46分のカセットテープのこと)
弘兼 「『何してもOKです』って言われたのでね」
「漫画の『黄昏流星群 ~ C-46星雲~』では
ラストシーンで『はじまりはいつも雨』が流れるんですよ」
石川 「前半で“雨”のシーンが出てきて、
もしかしてあれが出てくるのかな、と予感が・・・」
弘兼 「あれを最後に持っていきたいがために、
雨のシーンから始めたようなもんです」
ASKA 「気を使っていただいてるな、と思いながら
読ませていただきました」
■弘兼憲史 黄昏流星群の描き方!――C-46の場合
楽曲から漫画へ――
漫画からテレビドラマへ――
それぞれの作者は、自身の手を離れて新たに構築される
コラボレーション作品の制作過程をどのように見つめていたのでしょうか。
ASKA 「手を離れてしまったものに対して、
どう料理してもらうか――は、もう第三者となって見るだけ」
「カセットを忍ばせるところなんてビックリしました。
自分の中では想像してなかったことなので、
(楽曲制作現場を)横で見てたんじゃないかな、というくらい
シンクロするシーンがありました」
「C-46」の歌詞には、ある断片的な情景が書いてあるだけ――の中で、
「前後は自由に発想できるのが漫画家の特典」と語る弘兼さん。
結末については、
作詞したASKAさんをはじめ読者の皆さんが
ある程度 予想できそうな展開も考えたそうですが・・・
弘兼 「最後はどうしようか・・・」、
ASKA 「実は……( 物語の展開予想について = ここでは省略 )……じゃないかと思ったら
もっと先いってましたね」
石川 「私も一瞬(ASKAさんと同じく)そう思いました」
弘兼 「私は(読者を)いろいろ裏切るんですよ
一方、中村雅俊さん、高島礼子さんのダブル主演で
テレビドラマ化された『黄昏流星群 ~C-46星雲~』――。
自身が手掛けた作品のドラマ化について弘兼さんは・・・
弘兼 「ASKAさんがおっしゃったのと同じように
テレビドラマを作る人たちが“シェフ”ですから
シェフの作る料理を楽しみにしたいと思います」
※この日の放送の時点では、ドラマの制作は完成しておらず、
ASKAさん、弘兼さん共に未見でした
ところで、ASKAさんが漫画『黄昏流星群 ~C-46星雲~』を読んで
ふと感じたこと――それは・・・
ASKA 「作品を見てると、
弘兼さんの人生はどういう人生なんだろう?(と思った)
きっと、いろんな所でいろんな話を取り込んで、
それをミックスしてるんだろうな、と思います」
弘兼 「物書きは基本“ウソつき”ですから。
他人(ひと)の話を自分のものにするのが得意ですよね」
ASKA 「それは“技術”ですよね」
■初コンサート
石川真紀アナウンサーの人生初のコンサート観賞はCHAGE and ASKAだった!
石川アナの母・ひとみさんは“チャゲアス”の歌が大好き、
さらに飛鳥さん(当時)の顔立ちがタイプだった――
という秘話が明かされました。
すると、弘兼さんがおもむろに筆ペンを手に取って
原稿(直後に必要な進行台本)を裏返し・・・
弘兼 「あとで、これを持って写真を」
このエピソードについて詳しくは石川真紀アナウンサーのブログ
「Un cahier de MAKI」3月12日付のエントリー「 初めてのコンサート」をご覧ください。
ASKAさんの最新情報は オフィシャルホームページをご覧ください。
■お送りした曲目
◆万里の河 / チャゲ&飛鳥
(弘兼セレクション)
◆はじまりはいつも雨 / ASKA
(弘兼セレクション)
◆C‐46 / ASKA
◆めぐり逢い / ASKA
◆ひとり咲き / チャゲ&ASKA
◆SAY YES / チャゲ&ASKA
(RN・つぼみさんが初めて買ったレコード)
◆パラシュートの部屋で / ASKA
ASKAさんの名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。