11月13日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:喜多條 忠さんの回◆
同世代の喜多條さん――。
喜多條さんがゲストに来ることを友人に話したら
「暗くないですか?」と言われまして、
“イメージ”として、歌詞の内容から、暗い感じがしますけど、
実際 お会いしたら、放送では出ませんでしたけど、
いろんなオヤジギャグがいっぱい出て、大笑いしました。
本当に楽しいかたで、
放送に出ないところを ぜひ 聴いていただきたかったですね。
実に“作詞家”らしくて、
詩の中に「いつも“色”を意識して入れる」――ということを言われましたけど、
僕も、漫画っていうのは基本的に白黒で、
その白黒の中に、どうしたら色が見えるか――ということを
考えながら描いたことがありますので、
やっぱり共通するところがあるな、と思いましたね。
■弘兼語録
◆睡眠時間が短いワケは・・・
寝てたらもったいないですよね。
僕もショートスリーパーなんですけど、
寝ていると、
「俺が寝ている間に、みんな きっと楽しいことをしてるに違いない」
という焦りがあって寝てられないんですよ。
なんという貧乏性なんだろう(笑)
◆柿の皮むき
果物の中では子供の頃から いまだに柿がベスト1。
柿は、皮を剥くのが快感で、
なかなか切れないから、1個をどれだけ長く剥くか――
細~くやっていって、
最後は、
途中で切れるから“太くする”技を使って…、今でもやってます。
種の周りのツルンとしたところがたまんないですね。
◆栗 ~ おいしい和風マロングラッセ
ひと晩 水につけ、堅い殻を取って、
鬼皮を取った後、
渋皮も一緒に煮て、
3~4回 灰汁を出しながら煮直し、
水飴と砂糖を入れて甘露煮のように煮詰めると
おいしい和風マロングラッセができます。
(地元・岩国は)栗の産地で、(家には)栗山があった時期もあったんです。