11月6日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:向谷 実さんの回◆
向谷さんは、実はすごいアーティストで、
カシオペアといえば、最高のフュージョンバンドで、僕も大ファンでしたけど、
‟パーソナリティー”があんなに面白いとは知りませんでした。
きょうは完全に“司会”もやっていただいたようで、
僕らは、聴いているだけで楽しく2時間を過ごさせていただいた…
そういう感じがしております。
鉄道の駅でかかる発車音は、
今まで関心を持って聴かなかったんですが、
これからは関心を持って聴いてみようと思います。
一番気に入ったのは、
季節限定のジャズバージョン・・・
デューク・エリントンのような感じの あの曲は最高でした。
■弘兼語録
◆漫画における 手描きへの こだわり
向谷 実さんの、発車メロディに対する
“生音と手弾きのこだわり”の話題から――
漫画の世界でも、
僕らも、コンピューターで絵を
あまりにも正確だと、
感情が伝わってこないみたいなものがあって“冷たさ”がくるんですよね。
だから、ちょっと不完全な手描きにこだわってるんです。
人間が関わっていないと“芸術”じゃないですからね。