10月2日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:湯本博文さんの回◆
きょうはスタジオの中で“実験”ということで
今までになく、楽しくやらせていただきましたが、
一番楽しかったのは、失敗したやつ・・・(笑)
生放送の面白さって、ああいう風に、失敗したら失敗したで
それを楽しむことができるんで、きょうは本当に面白かったと思います。
一番残念なのは、いちいち口で説明しなければ、
聴いているかたが、どういう装置かわからないんですが、
説明しようがないくらい、複雑な機械が出てきてしまうと、
「・・・発泡スチロールの上に重ねて置いて・・・」って言って
はたしてわかるのだろうか――?
という不安がありましたけど、
“何が何だかわからないけども、何かやってるんだろうな”
という雰囲気が伝われば「よし」かな、と、そういう気がいたしました。
湯本先生も大変面白いかたで・・・
ただ、あとで聞きますと、
失敗したことを、すごく最後まで悩まれるかたで、
たぶん今晩、お風呂に入りながら悩んでいると思います。
でも面白かったです。
■弘兼セレクション
◇大学祝典序曲 / バイエルン放送交響楽団
きょうはアカデミックなテーマで、
アカデミックな曲を探しました。
きょうのゲストの方のライバルの会社・旺文社が
昔、文化放送でやっていた『大学受験講座』の曲です。
◇誰もいない海 / 越路吹雪
今まで暑かったけど、さすがにもう海で泳ぐ人はいないだろう、と
『誰もいない海』をかけようと思ったら、
(大ヒットした)トワ・エ・モワだけじゃなくて、
いろんな人が歌ってるんです。
ジェリー伊藤さんが1967年に歌って、68年に大木康子さんが歌って、
そのあと、トワ・エ・モワと越路吹雪さんが70年に、同じ日に出してるんです。
この中から越路吹雪さんの歌を聴いてください。
(ラジオネーム・生放送大好き さんからもリクエストをいただきました)