9月18日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:市村正親さんの回◆
本当に楽しい方でした。
なんとなく、自分と考え方とか行動のパターンが似てるような気がしました。
おそらく、どんな“マイナス”なことも、
自分の中でうまいこと浄化して“プラス”に考えるという
“ポジティブシンキング”というところが、非常に僕と共通している方で、
話がすごく合いましたね。
酒を飲んだら、ひと晩中笑って過ごせる・・・そういう方だと思います。
『ミス・サイゴン』のエンジニア役は
ハマり役だと言われていますけど、
あの方は、どんな役でもちゃんと演じられる器用で素晴らしい・・・
器用という言い方は失礼かもしれませんけれども、
何でもやれる力を持ってるんだな、という気がしましたね。
ご自分が“二枚目”なんですけど
“二の線”をあえて出さず
“三”を出しているところも素敵だなと思いましたね。
若い奥さんをもらってうらやましいですけど、
本当にこれからの活躍を期待しています。
■弘兼語録
◆弘兼憲史のデート大作戦
デートする時に、前日下見に行って
「ここでこうしよう」とか計画は立てませんでしたか?
僕は、けっこう立てましたけど・・・(笑)
今でも、飲み会に行く時は、けっこう下調べをします。
デートの時のシナリオがあって
時間どおりに「ここに女の子と座る」と設定するんです。
そのあと「キスをする」という設定なんでけど、
いきなり肩を抱くと逃げられるんで、
とりあえず一回(両手を上げて)あくびをして、
その手を自然に下す・・・と やろうとして、
あくびしたあと、
なんとなく手を引っ込めて、もう一回やり直そう・・・と(笑)
割と細かく演出してました。
漫画家はこういうもんですよ。
“ストーリー”を考えるんです(笑)
▲伸びをして → 次の瞬間、肩を抱くつもりが・・・
(画像をクリックすると この次の瞬間を拡大表示します)
■弘兼セレクション
◇Amazing Grace / 本田美奈子
1992年に初演された『ミス・サイゴン』でキム役を演じられた
本田美奈子さんが歌われた曲です。
◇サンライズ・サンセット (映画『屋根の上のヴァイオリン弾き』から)
舞台に関係する曲――ということで、
市村さんも出演されている『屋根の上のヴァイオリン弾き』で
有名な曲です。