ドコモ団塊倶楽部

弘兼憲史コラム

7月17日 弘兼憲史 放送後記

◆ゲスト:阿藤 快さんの回◆
 
阿藤快さんがおっしゃった
映画『駅 STATION』の中で、岡持の中で撃たれるシーン、思い出しました。
あれは名シーンでしたね!
岡持の裏側に拳銃を隠していた高倉健・・・というのは格好良かったです。
 

 
阿藤さんは、こわもての感じなんですが、
お話したら“真逆”くらい、面白いかたで・・・
でも、だいたい、そういうかたは多いですよね。
 
見た目は怖い人は、けっこうやさしくて
見た目やさしい人は、けっこう怖い・・・という(笑)
 
  阿藤さんは、そういう意味では、
  本当に楽しい時間を一緒にすごさせていただきました。
  阿藤さん、ありがとうございました。
 
今度、ゴルフを一緒にやりましょう。
 

 
弘兼語録
 
 劇作家・つか こうへいさんの訃報について
 
  つかさんと、よくゴルフをやってまして、平田 満さんとかも一緒に・・・。
 
  (『蒲田行進曲』の)銀ちゃんそのものの人なんですよね。
  あの“つかさん”のことを描いたのが『蒲田行進曲』の銀ちゃんだった気がして・・・。
 
    『つかへい犯科張』とか、
    エッセイ本にも、いろんな人の名前が書いてあるんですが
    “つくり”が多いんです。脚色して。
    「見城[けんじょう]が俺の高いボトルを飲みやがった」とか、
    その時、角川(書店)の担当だった見城という彼は今、
    幻冬舎の社長になってますからね。
 
  そういうものを書いている時代に、よく つかさん達と一緒に
  ゴルフしたり、おでんを食べに行ったりしてたんです。
 
 映画『天国と地獄』について
 
  (阿藤快さんが「好きな映画」と答えた『天国と地獄』の話題から・・・)
 
  僕も、黒澤明監督の数ある作品の中では『天国と地獄』が一番好きなんです。
  (酒匂川の鉄橋で、特急からバッグを落とすシーンは)
  ドキドキしましたね、あのシーンは。本当に素晴らしい映画でしたね。
  
 電車にも乗ります
 
  (「電車を利用しますか?」という阿藤 快さんへの質問から・・・)
 
  阿藤 「最近(移動)は、全部 地下鉄です。
       大変なんです、けっこう。大江戸線は“底の底”ですから」

  そうです、そうです。僕も行きますよ。
 
  石川 「弘兼さん、電車乗るの?!」
 
  こっち(文化放送)に来るときは、わりと電車が多いんですよ。
  時間が読めるから。
  大江戸線は、
  六本木に着いて、上(地上出口)に上がるまで5分くらいかかるんですよ。
 
  石川 「(電車に乗るとは)意外だったなぁ!」
 
  次回7月24日は鉄道カメラマンの南 正時さんをゲストに
  「あぁ、懐かしの昭和の鉄道」と題してお送りします。

 
    番組では、皆さんの“鉄道にまつわるエピソード”を募集中!
    dankai@joqr.net まで お寄せください。(7月24日 13時までお待ちします)

 
 
弘兼セレクション
 
  ◇イン・ザ・サマータイム / マンゴ・ジェリー
 
  “夏”ということで、きょうは“サマー”という曲を考えまして、
  昔から大好きで、今、CMで流れている、
  マンゴ・ジェリーというグループが歌った1967年の曲です。
 
  ◇マッカーサー・パーク / ドナ・サマー 
 
  この歌は冬から春にかけての歌らしいんですけど、
  歌っているかたの名前がドナ・サマー・・・“夏”つながりです。
  これは、ロサンゼルスにあるパブリック公園なんですけど、
  終戦を記念に、マッカーサー元帥の名前をつけて、
  それがタイトルになった歌です。

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