ドコモ団塊倶楽部

放送レポート

6月5日 ゲスト:ビリー・バンバン

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テーマ『デビュー41年
         優しくて温かいビリバン・サウンドの秘密!』
 
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 ゲストは兄弟デュオビリー・バンバン
 菅原 孝さん、菅原 進さん。
 
 デビュー41年――ヒット曲『白いブランコ』から
 今現在、ヒット中の『また君に恋している』まで
 解散と再結成を経てより“強大”になった(?)
 “兄弟デュオ”の絆と、進化したジョーク?!

スタジオは、生演奏、苦難を乗り越えた兄弟デュオ復活秘話
そして大注目の『また君に恋してる』歌唱指導!
歌と笑いで盛りだくさんの内容となりました。
 
  普段、文化放送をお聴きくださっているという孝さん、
  今度はメール・FAXもお待ちしていますヨ!
 
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ビリー・バンバン デビュー秘話
 
41年前、1969年に大ヒットした『白いブランコ』でデビューを果たした
ビリー・バンバン
 

オープニングから『白いフランコ』を生演奏!
 
  デビュー当時のエピソードをご紹介いただきました。
 
当初“兄弟デュオ”ではなかった!
 
アマチュア時代は3人で活動していたビリー・バンバン。
もう一人のメンバーは“ムッシュ中野”を名乗っていた
せんだみつおさん。
しかし、デビューの際、せんださんはレコード会社の構想から外され…
“ビリバン”は兄弟デュオとして、
せんだみつおさんは独自路線で活躍されました。
 
  今でも親交の深いお三方。
  放送前夜も一緒に飲んでいらしたようで、
  放送直後にも、せんださんから電話での連絡が入るほど
  親密ぶりを垣間見ることができました。
 
幻のデビュー曲(A面)『星空のハプニング』
 
実は『白いブランコ』とは別に用意されたデビュー曲(A面)がありました。
 
  スタジオでは、歌い出しをご披露いただき・・・
 
  ♪星空のハプニング 銀色のハプニング~♪
 
菅原孝 「“ハプニング”という言葉が流行った時で
      星と星の間に男と女がいて、
      お互いに行き来しながら恋をしている――という世界。
      でも『白いブランコ』の方がいい、となったんです」

 
弘兼 「それもいい曲ですね」  石川 「まぁ、素敵~★」
 

スタジオで演奏中の 兄・孝さん(左)と弟・進さん(右)
 
『白いブランコ』改変のピンチ
 
レコード会社専属の作詞家・作曲家の力が強かった時代――。
 
  『白いブランコ』は“フォークロック”調の曲から
  トランペットのイントロが入る楽曲へと改変される危機を迎え…
  進さんが「元に戻してほしい」と“反抗”することも
  あったそうです。
 
漫画のセリフを「変えろ」と言われたら…?
 
  意に反して、作品に手を加えられることは漫画の世界にもあるようです。
 
弘兼 「デビューの頃は編集者が
     『ああしろこうしろ』ってセリフを替えるんです。
     そっちの方が絶対つまらないんですけど、
     書かないと載せてもらえないんで、
     つまんない漫画を描きました」

 
  弘兼憲史さんの代名詞『島耕作』シリーズは
  当初『カラーに口紅』というタイトルでしたが
  編集者の意向で『島耕作』へと改題。
 
  弘兼 「これは編集者が正しいです。
       『カラーに口紅』じゃ売れないだろう(笑)

       (カラー~の方が)オシャレなんですけど、ダサい方がいいんですよ」
 
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兄弟の絆・・・再デビュー秘話
 
菅原孝 「“兄弟”が大切。兄弟っていいもんだなと思います」
 
菅原進 「強大になったな」
 
  菅原孝(ジョークを挟むのは)まだ早いよ!」 菅原進 「早い者勝ち♪」
 

笑いの連続で漫才コンビを彷彿とさせたビリバンのお二人

  1976年に一度解散しているビリー・バンバンは
  8年後の1984年。兄弟の絆で再結成。
 
進さんは解散後、ソロ活動のほか、CMなどの作曲を手掛け
国際的な賞も受賞されますが、次第にぜんそく、ストレスで体調が悪化。
 
  傍で見守る孝さんは「これは大変だ」
  “ビリー・バンバン再結成”を提案。
 
『たった一回だけのビリー・バンバン』というタイトルがつけられた
コンサートで、8年ぶりに揃ってステージに立つと・・・
 
菅原孝 「ピターっと8年前の歌が歌えるんです」
 
1976年にはビリー・バンバンを選ぶか、兄弟を選ぶか――という思いの元、
“兄弟でいること”を選び、デュオは解散。
そして、再び兄弟の絆を取り戻すためにビリー・バンバンは再始動を果たし、
デビューから41年たった今も、その歌声をファンの心に届けています――。
 
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『また君に恋してる』
 
ビリー・バンバンによるオリジナルが2007年にリリースされ、
坂本冬美さんが歌う『麦焼酎・いいちこ』のCMソングでも
大人気となりました『また君に恋してる』――。
 
番組には、作詞家・松井五郎さんのメッセージが届きました。
 
 ◆『また君に恋してる』が思いがけないことになっていますが、
  どんな作品も気持ちをつないでいれば、
  いいことがあるもんだなと、あらためて思っています。

 
    ビリー・バンバンの曲は
    作品をたくさん書かせていただいていますが、
    『ボクらはいつも片方の靴』など
    すごく感情移入できる作品が多い気がします。

 
  たぶん、詩から先に作る『詩先しせん』というスタイルで
  作業させていただいているからだと思います。

 
    それは“言葉を大切に曲作りをしていただいている”ということで
    作詞家としては、とても感謝しています。

  それと・・・
  僕は10代の頃から弘兼さんの大ファンでもありました。
  実はアニメ版の『人間交差点(ヒューマンスクランブル)』
  テーマ曲も書かせていただいたことがあって、深いご縁を感じています。◆

 
  弘兼 「そうだったんだ!
       声を聴くと、モテそうなかたですね」

 
『また君に恋してる』はCMソング決定の際に、
松井五郎さんの作詞に
複数の作曲家が名前を伏せて楽曲を持ち寄った中(誰の曲かわからず)
最終的に選ばれたのが、
ビリー・バンバンのバンドメンバー・森 正明さん(ギタリスト)の楽曲。
 
菅原進 「毎回そうなんですけど、
      全部聴いて『一番いい曲』を選ぶんです」

 

トークの最中、突然、ギターに手を伸ばすことも(手前 進さん)
 
歌唱指導! 1オクターブ上がるサビでは“裏声”を!
 
石川 「サビの1オクターブあがるところの
     歌い方が、素人は苦労しますね」

 
菅原孝 「うまく“裏声“を使ってもいいんじゃないかな。
      へんに気張らないで、やわらかく歌った方がいいかもしれません」

 
すべての世代の君に・・・ 
 
弘兼 「この曲は、我々団塊世代が、
     子供たちが巣立っていって、いよいよ夫婦二人残った時に、
     もう一度
(お互いを)見直してみる――という曲ですよね」
 
菅原孝 「若い人達が聴くと、5年前に別れた彼女のことを想い出す――
      という人もいるらしいですね」

 
アカペラ・バージョンの『また君に恋してる』も収録された
 “スペシャル・エディション”CDは6月30日発売

 
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お送りした曲目
 
バン・バン / シェイラ(弘兼セレクション)
 
白いブランコ / ビリー・バンバン(LIVE)
 
自転車泥棒 / ユニコーン(弘兼セレクション)
 
さよならをするために / ビリー・バンバン
 
ボクらはいつも片方の靴 / ビリー・バンバン
 
友達よ泣くんじゃない / 森田健作
  (RN・えいじさんが初めて買ったレコード)
時のしずく / ビリー・バンバン
 
また君に恋してる / ビリー・バンバン
 
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ビリー・バンバンのお二人の名言・好きな言葉はこちらをご覧ください。

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