4月3日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:杉田二郎さんの回◆
杉田二郎さんのことは大好きで、
ジローズももちろん好きだったんですが、
ソロになって歌謡曲を歌っている頃・・・
きょう「東京カチート」をかけましたけど、
フランク永井さんやマヒナスターズの歌をカバーしたCDがあって…
そのCD、きょう帰ってから買おうと思って、
(商品コードを)控えました。
お年は1個上なんですけど、
よく語っていただいた、というか、
本当によくお話ししていただいて、ビックリしました。
もうちょっと無口な方かな、と思ったんですけども、
本当に楽しく、
きょうは完全に“聞き役”に回ってしまいまして、
あんまり“合いの手”が入れられなかったんですけど、
それだけ内容の濃い・・・しみじみとするような感動的なお話も
聞かせていただいたので、
きょうは私も楽しませていただきました。
■おしえて!弘兼先生!
Q.ビッグコミックオリジナルで連載中の
『黄昏流星群』の展開が楽しみです。
(現在、連載中のストーリーでは)
‘ゆかり’は‘カワグチ’を騙し、利用し、
最後は本当に愛が芽生えるのではないか・・・と思います。
このようなストーリーはどんな時に浮かぶのでしょうか?
ストーリーはいつも、近くのファミリーレストランで考えてるんです。
いつも座る席があって、時々、誰かほかの人が座っていると、
その前の席に座って・・・(笑)
今回のストーリーは・・・これ、言っていいのかな?
5日発売だから・・・
ヒントは『悲恋』です。
石川 「主人公は‘カワグチ’という男性、
ミステリアスなストーリーで、
ラブストーリーも絡んでいるんですが、
“このままこの女性に傾倒していいのか?”というあたりで
前の号は終わっています。
(ヒントを)もう ひと声!」
そうですね・・・
おそらく おわかりでしょうけど、
この女性は北朝鮮のスパイ。
主人公を拉致しようとしているんですけど、
それが本当の恋にかわっていく――という話なんですね。
『黄昏流星群』が掲載されたビッグコミックオリジナル 次号は4月5日発売です。
■飲みに行っても 酔えない
(酒場で『歌って』と頼まれる杉田二郎さんのエピソードをうけて)
僕も飲みに行って、時々サイン攻めにあうと
ずっと漫画ばっかり書いちゃうんで、全然酔えない時がありますよ。
石川 「酔っ払ってからだと“線”がおぼつかないですね」
酔っ払うと、グシャグシャに描
酔う前だと、名誉にかけてキッチリ書かなきゃいけないじゃないですか。
気合い入れて描いてるから、全く酔えないですね。
■弘兼セレクション
◇再会 / 杉田二郎
女心を切々と歌う、
なかにし礼さんと宇崎竜童さんが作られた曲です。
(曲後)
どうですか、この歌詞! 泣けるんですよ!
杉田 「80年代後半に、お酒を飲むところで流行ったんです。
お酒を飲みに行ったら『歌ってくれ』と・・・。
何回もうたったんですけど、お店の人が喜びましたね。
『いろんなところで聴いてくれているんだな』と感じて感動しました」
◇東京カチート / 杉田二郎
杉田二郎さんは、フランク永井さんのファンだと・・・。
フランク永井さんの声は(杉田二郎さんと)あってると思うんです。
フランクさんの数ある中から、
ものすごく好きなアレンジで(杉田二郎さんがカバーしている)
『東京カチート』を聴いてください。