1月30日 弘兼憲史 放送後記
◆ゲスト:小室等さん、こむろゆいさんの回◆
小室さんは前にも来ていただいたんですけど
きょうは、お嬢さんと一緒に来られて
たいへんアットホームな感じで番組が進みましたね。
娘と二人でいる、って、絶対気恥ずかしさがあって
妙な距離感と、妙な緊張感と遠慮みたいなものが
非常に面白かったですね。
でも、ああいう風に、
仲良く親子で仕事ができるっていうのは、本当に幸せな事です。
私のところは業界が違いますけど
そういう風になれたら、
またそれもいいかな、という気がしますけど
娘の方は「絶対ヤダ」と言いますね。
◆弘兼憲史さんへの質問も大募集!
僕に対する質問のようなものがありましたら
ぜひ、ドシドシ、お寄せください。
答えられる範囲で答えます。
石川 「(笑)」
■弘兼語録(質問への回答)
Q.朝起きて必ずする習慣はありますか?
9時くらいに起きるんですけど、スタジオに入るのが1時。
その間4時間、何をしているかというと、
自宅から仕事場に行くまでの間のファミリーレストランで
アイディアを練るんです。
いつも必ず立ち寄る席もあるんです。
一番目立たない、一人座りの・・・。
石ノ森先生も、近くの喫茶店に定席があったんです。
そこは喫茶店が配慮して、
石ノ森先生しか使えないようにしてたみたいですよ。
僕の家の近くには、漫画家が多くて
いたるところで、打ち合わせやネームをやってるんですよね。
ネームというのは『絵コンテ』みたいなものですね。
コーヒーを飲みつつ、
毎日そこで下書きみたいなラフスケッチを作るんです。
書きものもそこでやりますね。
『パパは牛乳屋』とか。
■弘兼セレクション
◇アンフォゲッタブル / ナット・キング・コール、ナタリー・コール
親子で有名なミュージシャンといえば
ナット・キング・コールとナタリー・コールです。
この曲は1951年にナット・キング・コールがリリースしたんですけど
死後40年後の91年、娘のナタリー・コールさんが
お父さんの声に自分の声を合わせて
グラミー賞をとった曲です。
◇イルカに乗った少年 / ソフィア・ローレン
ソフィア・ローレンが初めてアメリカ映画に出た
1957年の『島の女』の中で
ギリシャ語で歌った曲です。